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2026年08月19日

議事録ツール スマホだけで完結|ボットなしで選ぶ

執筆: Takumi(Memolith開発者)
メモリスメモリスによる要約
  • 議事録ツールには会議にAIが参加者として入る型と、端末で録音してAIに渡す型の2系統がある
  • スマホやタブレットでボットなしに録音すれば、対面もオンラインも同じ手順で議事録を作成できる
  • 対面の商談や電話がある人、参加者にボットを見せたくない人は端末録音型が向いている

「議事録ツール スマホ」で検索して、この記事にたどり着いた人は多いはずだ。ところが実際に検索結果を開いてみると、上位に並ぶのはZoomやGoogle Meetの会議に「AIボット」を参加させて録音するタイプのサービスばかりだったりする。

自分が知りたかったのはそれではない。対面の商談も、来客対応も、思いついたことのメモも、とにかくスマホアプリで録音してしまえば、あとはAIに任せられる。そういう議事録ツールを探していたはずだ。

この噛み合わなさには理由がある。「議事録ツール」とひとくくりに呼ばれるサービスは、仕組みのレベルでまったく別の2系統に分かれている。片方は会議にAIを参加させる方式、もう片方はスマホやタブレットで録音してAIに渡す方式だ。どちらを検索しているかで、探すべきサービスも選ぶべき基準も変わる。

料金や対応言語の比較なら、AI議事録アプリおすすめ比較にまとめてある。この記事で扱うのは一点だけ、「ボットを会議に参加させる必要があるか、スマホだけで完結するか」という軸だ。

議事録ツールには、根本的に違う2つの系統がある

まず、この噛み合わなさの正体を先に言ってしまう。「議事録ツール」という一つの呼び名の下には、動く仕組みがまるで違う2つのタイプが同居している。

ボット参加型は、ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなどのオンライン会議に、AIを参加者の一人として招待する仕組みだ。会議のURLやカレンダーの招待にAIエージェントを追加しておくと、会議が始まると同時にそのAIも参加者として入ってきて、会話を記録していく。日本語圏の実例では、AI議事録取れる君がこの方式を採用している。

端末録音型は、スマホやタブレットのマイクでその場の音声を録音し、録音を終えたあとでその音声をAIボイスメモアプリに渡す仕組みだ。メモリスはこちらにあたる。会議のURLも招待の設定も要らない。必要なのは、その場を録音できるかどうかだけだ。

この2つ、似ているようでいて、そもそも「何を条件に動くか」が違う。ボット参加型が必要とするのは会議のURLであり、端末録音型が必要とするのは録音できる場所と時間だ。

ボット参加型は、Web会議の外に出られない

ボット参加型がうまく機能するのは、対応しているWeb会議プラットフォームの中だけだ。AIが「参加」できるのは、あくまでオンライン会議室の中に限られる。

だから、対面の商談や来客対応、電話でのやり取りには原理的に使えない。招待できる会議URLがそもそも存在しないからだ。会議室の空気そのものを録音する、という発想がこの方式には無い。

もう一つ、見落とされがちな引っかかりがある。ボットは「参加者」として会議に表示される。取引先との商談で、画面に見慣れないAIの名前が並んでいたら、それだけで身構える相手もいるだろう。使う前に、参加者全員への説明や許可が必要になる場面は少なくない。

端末録音型は、録音できる場所ならどこでも動く

端末録音型が条件にするのは、URLでも招待でもなく、ただ「録音できるか」だけだ。だから対面の会議室、外出先の商談、電話中の音声、そしてオンライン会議まで、同じ手順で扱える。

  • 対面の会議・商談:スマホを机の上に置いて録音するだけ
  • オンライン会議:録画・録音した音声ファイルをアプリに渡す
  • 電話・立ち話:スマホのボイスメモで録音してそのままアプリへ

タブレットでも事情は同じだ。iPadを会議テーブルの中央に置いて録音し、その音声をAIボイスメモアプリに渡せば、スマホと同じ手順で議事録になる。「議事録ツール タブレット」で探している人にとっても、選ぶべきなのはこの端末録音型のほうだ。

代わりに、録音の開始と停止は自分の操作が要る。ボット参加型のように「会議が始まれば自動で記録される」わけではない。

どちらを選べばいいか

自動で記録されない一手間は、欠点なのか、それとも気にするほどのことではないのか。答えは、抱えている会議の中身によって変わる。会議の形式によって、向いているタイプは次のように分かれる。

こんな場面がある 向いているタイプ
対面の商談・来客対応・電話がある 端末録音型(スマホ・タブレット)
参加者にAIの存在を意識させたくない 端末録音型
いつも同じWeb会議プラットフォームだけを使う ボット参加型
録音の開始・停止という一手間さえなくしたい ボット参加型

対面の場面が一つでもあるなら、答えはほぼ決まる。ボット参加型はその場面を扱えない以上、選択肢にすら入らない。逆に、会議がすべて決まったWeb会議プラットフォームの中で完結していて、録音操作という一手間もなくしたいなら、ボット参加型を検討する価値はある。

スマホだけで、ボットなしに議事録を作る手順

端末録音型を選んだ場合、実際の手順は驚くほど短い。

  1. 録音する:スマホやタブレットのマイクで、対面の会議や電話の音声をそのまま録音する。オンライン会議なら、録画・録音した音声ファイルを使う。
  2. AIに渡す:録音を止めたら、その音声ファイルをAIボイスメモアプリにアップロードする。録音中ではなく、録音を終えたあとにAIがまとめて処理する方式だ。
  3. 数分待つ:文字起こしと、決定事項・ToDoが整理された要約が届く。

メモリスの場合、対応形式はm4a/mp3/webm/mp4/wav/mpga/mpegと幅広い。オンライン会議の録画データも、いったんファイルとして書き出せばそのままアップロードできる。対面の録音とオンライン会議の録画を、同じアプリの同じ手順で処理できるのが、端末録音型の実質的な強みだ。

対面会議の録音位置や失敗しにくいコツはオフライン会議の文字起こしのやり方に、無料の範囲でどこまで試せるかは議事録アプリ無料おすすめ5選にまとめている。AIボイスメモという仕組み自体を先に知りたい場合は、AIボイスメモとは?から読むと理解が早い。

音声データの扱いが気になる場合

対面の商談やクローズドな打ち合わせを録音するとなると、音声データがどこに保存され、いつ消えるのかも無視できない論点になる。メモリスは、AI処理が完了した音声データを即時に自動削除する設計にしている。

情報漏洩やセキュリティの観点で議事録ツールを比較したい場合は、ボットなしで選ぶAI議事録ツールのセキュリティ比較にまとめている。

自分がこの軸にこだわる理由

メモリスは自分で開発している。日々の打ち合わせだけでなく、歩いているときに思いついたことや、ふと浮かんだアイデアも、スマホに向かって話すだけで記録している。

ここで気づいたのは、アイデアを思いついた瞬間にZoomを開くわけにはいかない、という単純な事実だった。会議室に入る前の立ち話も、移動中に思いついたメモも、Web会議のURLなど最初から存在しない。ボット参加型のツールを検討したこともあるが、この手の場面を扱えない時点で、自分の使い方には合わなかった。

スマホさえあれば、その場で録音を始められる。これが自分にとって、端末録音型を選ぶ一番の理由になっている。

まとめ:ボットの有無ではなく、録れる場所の広さで選ぶ

議事録ツールを選ぶときにまず見るべきは、料金でも対応言語でもなく、「会議にボットを参加させる方式か、端末で録音してAIに渡す方式か」という一点だ。対面の商談や電話がある人、参加者にAIの存在を意識させたくない人には、スマホやタブレットで録音するだけの端末録音型が向いている。

メモリスはボットを会議に参加させない、スマホ完結のAIボイスメモだ。登録後3回まで無料で試せる。次の対面の打ち合わせか、思いついたことのメモを一つ、まず録音するところから確かめてみてほしい。

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よくある質問

議事録ツールはスマホだけで使えますか?

使えます。議事録ツールには、会議にAIボットが参加者として入って録音するタイプと、スマホの録音をAIに渡すタイプの2種類があります。後者を選べば、会議URLの共有や招待の設定なしにスマホだけで完結します。

タブレットでも議事録ツールは使えますか?

使えます。スマホと同じ理屈で、タブレットのマイクで録音した音声をAIボイスメモアプリに渡せば議事録化できます。iPadなどを会議テーブルに置いて録音する使い方でも、専用のハードウェアは必要ありません。

ボットが参加するタイプと、スマホで録音するタイプはどちらを選べばいいですか?

対面の商談や電話などオンライン会議以外の場面があるなら、スマホ完結の端末録音型が向いています。逆にいつも同じWeb会議プラットフォームだけを使い、録音の操作自体をなくしたい場合はボット参加型が向いています。

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