議事録アプリ無料おすすめ5選|無料枠の 落とし穴も解説
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- 2026年06月27日:LINE WORKS AiNoteの有料プラン開始に合わせて料金表記を修正し、CLOVA Noteからの移行時期の誤り(2025年8月→2025年4月)も訂正
- 2026年07月29日:読みやすさ向上のため本文の文章を全面的に見直した(内容・事実・構成は変更なし)
- 2026年08月13日:文章の読みやすさ・文体を見直しました(内容・事実・構成は変更なし)
- 2026年08月20日:関連記事への内部リンクを調整しました

- 議事録アプリは無料でも十分実用になりますが、無料枠は「月の合計時間」「1回の長さ」「回数」のどれかで必ず制限されます。
- だからこそ選ぶ基準は無料枠の広さではなく、自分の会議頻度に合うかどうかです。
- 音声データの扱いという見えにくい落とし穴も、契約前に必ず確認しましょう。
「議事録アプリ、無料で良いのないかな」。そう検索して出てきたアプリの多さに、かえって決められなくなる。このページにたどり着いた人の多くが、その状態のはずです。
会議のたびに録音を聞き直して、議事録を打ち直す。あの作業には、一本あたり30分から1時間が平気で溶けていきます。それを無料アプリで自動化できるなら、これほど割の良い時短はありません。そして実際、議事録アプリは無料でも十分に実用になります。 私自身、日々の打ち合わせはまず無料の枠でAIに下書きを作らせ、要点だけ直して共有しています。手で起こしていた頃と比べると、作業時間は体感で5分の1以下です。
なら話は簡単で、無料枠の数字がいちばん大きいアプリを選べばいい。私も最初はそう考えていました。ところが、この選び方はたいてい裏切られます。たとえば「月120分まで無料」とうたうアプリで、1時間の会議が1本も通らない。数字は嘘をついていないのに、使いたい形では使えない。無料の議事録アプリでは、そういうことが実際に起こります。
なぜそんなことになるのか。それからもう一つ、料金表のどこにも書かれていないのに、業務で使うなら数字より先に確かめるべきことがあります。録音した音声そのものの行き先です。この2つを軸に、無料で使える議事録・文字起こしアプリ5つを正直に比較していきます。
※本記事で触れるアプリの料金・仕様は2026年6月時点の各社公開情報に基づきます。最新の内容は必ず各公式サイトでご確認ください。
議事録アプリの「無料」には3つのタイプがある
月120分もあるのに、60分の会議が通らない。種を明かせば、無料枠の制限は「月の合計時間」だけでかかっているとは限らないからです。制限のかけ方は、大きく次の3タイプに分かれます。
- 月の合計時間で制限するタイプ(例:月120分まで、月300分まで)
- 1回あたりの長さで制限するタイプ(例:1回3分まで)
- 利用回数で制限するタイプ(例:登録後◯回まで)
冒頭の「1時間が通らない」の正体は、2つめです。月の合計が120分残っていても、「1回3分まで」という制限が別にかかっていれば、60分の録音はそもそも受け付けてもらえません。数字の大きさより、制限の"かかり方"を見るのが先。 これが無料アプリ選びの出発点になります。
では、どのタイプなら安心なのか。それは一概に決められません。どれが合うかは、あなたの会議のスタイル次第だからです。
- 短い打ち合わせを何本も録る人 → 1回の長さ制限がネックになりやすい
- 長い会議をたまに録る人 → 月の合計時間より1回あたりの長さが重要
- 試しに数回使って判断したい人 → 回数制限タイプが分かりやすい
自分がどのパターンに近いか。それだけ頭に置いて次の比較を見ると、判断がぐっと速くなります。
無料で使える議事録・文字起こしアプリ5選を比較
無料プランがある代表的なアプリを並べます。専用デバイスが必要なものから、手持ちのスマホだけで完結するものまで幅があります。
| アプリ | 無料の範囲 | プラットフォーム | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Notta | 月120分まで(1回3分まで) | iOS・Android・Web | 多言語対応の定番。リアルタイム文字起こしも可能 |
| LINE WORKS AiNote(旧CLOVA Note) | 月300分まで無料(有料ソロ 月1,440円〜税抜・月600分) | iOS・Android・Web | 日英韓に対応。コストをかけず長めに試したい人向け |
| AutoMemo(オートメモ) | お試し 月1時間まで | iOS・Android(+専用ICレコーダー) | 要約機能つき。専用レコーダー連携も選べる |
| PLAUD NOTE | スターター 月300分まで(※本体購入が必要) | 専用デバイス+iOS・Android | 112言語対応。録音は専用ガジェット |
| メモリス(Memolith) | 登録後3回まで議事録作成+Ask Memolith | iOS・Android | 録音だけで議事録まで自動作成。AI処理後に音声を即時削除 |
※LINE WORKS AiNoteは旧CLOVA Noteの後継で、2025年4月に有料版を開始しています。
数字だけ見れば、「月300分まで完全無料」のLINE WORKS AiNoteが頭ひとつ抜けて見えます。その読み方は半分正しい。ただ、無料枠の広さと使い勝手は別の話です。それぞれの向き不向きを整理します。
とにかく無料で長く試したいなら
月300分まで完全無料で使えるLINE WORKS AiNoteは、コストをかけずにAI議事録を試したい人に向いています。日英韓に対応しているので、その3言語の会議が中心なら有力候補です。
多言語やWeb会議も含めたいなら
多言語対応とリアルタイム文字起こしに強いNottaは定番です。ただし無料枠は月120分かつ1回3分まで。冒頭に挙げた「1時間の会議が通らない」例は、まさにこの組み合わせのことです。短い発言のメモや下書き用途なら十分ですが、会議まるごとの文字起こしを無料枠でこなすのには向きません。
専用デバイスでしっかり録りたいなら
PLAUD NOTEは専用デバイスが前提のサービスです。本体購入が必要なので「完全無料」で完結はしませんが、録音ガジェットを持ち歩いて高品質に録りたい人には選択肢になります。112言語対応も強みです。
録音から議事録まで一気に終わらせたいなら
AutoMemoやメモリス(Memolith)は、文字起こしだけでなく要約・議事録化まで自動で進むのが特徴です。「テキストの山」ではなく「すぐ共有できる議事録」が欲しい人に向いています。
見落としがちな「無料枠の落とし穴」
比較表まで見て、「自分はこれかな」と当たりがついた人もいるはずです。ただ、登録ボタンを押す前に、あと3つだけ確かめてほしいことがあります。どれも、実際に使ってきて「これは先に知っておくべきだった」と感じた点です。
落とし穴1:1回あたりの長さ制限で長い会議が通らない
すでに見たとおり、月の合計時間がいくら大きくても、1回あたりの長さに上限があると長時間の会議は1本も処理できません。ここで突き合わせるべきは、自分の側の数字です。私の場合、1on1は30分前後で収まりますが、全社会議は平気で1時間を超えます。だから「1回60分以上を受け付けるか」が生命線で、月の合計時間は二の次でした。
自分のいちばん長い定例が何分か。その数字とアプリの1回あたり上限。この組み合わせだけは、契約前に必ず確認しておくべきです。
落とし穴2:要約は有料、というケース
文字起こしさえ手に入れば十分、と思うかもしれません。私も以前はそう考えていました。ただ、1時間の会議の文字起こしは、そのままでは読み返す気になれない長さのテキストです。そこから決定事項とToDoを拾い出して整える作業は、手作業の議事録づくりの後半戦とほとんど変わりません。
実際、「無料で文字起こしはできるが、要約や議事録化は有料プラン限定」というアプリは少なくありません。自分が欲しいのは"文字の羅列"なのか、"整った議事録"なのか。 ここをはっきりさせたうえで、欲しいほうが無料枠に含まれるかを確認しておく必要があります。
落とし穴3:音声データがAIの学習に使われる
最後に、冒頭から持ち越してきた問いに答えます。録音した音声は、文字起こしが終わったあと、どこへ行くのか。
無料サービスの中には、アップロードした音声データを「AIの学習データとして利用する」規約になっているものがあります。たとえばLINE WORKS AiNoteの無料プランは、録音データがAIの学習に利用される場合があるとされています(最新の規約は公式でご確認ください)。「なぜ無料でここまで使えるのか」という素朴な疑問には、こういう答えがついていることがあるのです。
便利さと引き換えに何を差し出しているのか。無料であるほど、ここは意識すべきです。業務で使うなら、最低限次の2点は確認しておきたいところです。
- 音声データがどこに保存され、いつ削除されるか
- 学習に使わない設定(オプトアウト)があるか、データ提供が前提か
社外秘の会議や、個人情報を含む面談・面接の音声を、規約を確かめずに無料サービスへ上げるのは危険です。「無料で便利だから」という理由だけで、相手の信頼を損なうリスクまで引き受けるべきではありません。
無料で音声をテキスト化する全体の手順とコツは文字起こしを無料でやる方法、各サービスの料金や精度、人力のテープ起こし代行との料金差まで細かく比べたい場合は文字起こしサービスの比較記事も参考にしてください。
失敗しない無料アプリの選び方
3つの落とし穴を裏返すと、選び方の軸はシンプルになります。無料枠の広さで選ぶのではなく、自分の使い方に合うかで選ぶ。 これだけです。
具体的には、契約前に次の3つを自分に問いかけておくと安心です。
- 月に何本、1回あたり何分の会議を文字起こしするか(無料枠の制限タイプと突き合わせる)
- 欲しいのは文字起こしか、要約まで含む議事録か(要約が無料枠に入るか確認する)
- 扱う音声に社外秘や個人情報が含まれるか(データの削除・学習ポリシーを確認する)
この3点さえ先に決めておけば、比較表のどのアプリを試せばいいかは自然に絞れます。逆に、ここを曖昧にしたまま「一番無料枠が大きいやつ」から入ると、たいてい途中で乗り換えるはめになる。冒頭の私の思い込みと同じ道です。
会議の議事録に特化したアプリをもっと比べたい人はAI議事録アプリの比較記事、無料でAI議事録を自動化する手順を詳しく知りたい人はAI議事録を無料で作る方法で深掘りしています。
録音から議事録まで自動化したいなら
さきほどの3つの問いに、私自身の答えを当てはめるとこうなります。会議は30分の1on1から1時間超の全社会議まで幅がある。欲しいのは文字の羅列ではなく、決定事項とToDoが整理された議事録。扱う内容には社外秘も含まれる。この条件で普段使っているのが、スマホで録音するだけでAIが議事録を自動作成するメモリス(Memolith)です。
使い方は、会議でアプリを立ち上げて録音し、終わったら止めるだけ。録音が終わるとAIが処理を始め、数分後には共有できる議事録ができあがっています。ファシリテーターをやりながら議事録用のメモも取る、という無理な二役から降りられたのが、私にはいちばん大きい変化でした。この分担に一度慣れると、手作業には戻れなくなります。
専用デバイスは不要で、手持ちのiPhoneやAndroidだけで完結します。高精度の議事録に加えて、認識ずれの検知や、過去の会議にAIで質問できる「Ask Memolith」も備えています。
落とし穴3に挙げた音声データの扱いはどうか。メモリスは、送信された音声をAI処理の完了後に即時自動削除します。対応する音声形式もm4a・mp3・webm・mp4・wav・mpga・mpegと幅広く、手元のさまざまな録音をそのまま渡せます。
料金は、まず登録後3回の議事録作成とAsk Memolithを無料トライアルで試せます。続けて使う場合はエリート(月20回・830円/月)、エグゼクティブ(月50回・1,380円/月)が用意されています。3回あれば、議事録の精度と、処理後に音声が消える安心感の両方を確かめられるはずです。まずはアプリを無料でダウンロードして試してみてください。
まとめ|無料アプリは「数字」より「自分の使い方」で選ぶ
無料アプリ選びの要点は、結局のところ次の4点に集約されます。
- 議事録アプリは無料でも十分実用になるが、無料枠は月の合計時間・1回の長さ・回数のどれかで必ず制限される
- 数字の大きさより制限のかかり方を見るのが先決。長い会議は「1回あたり上限」で詰まりやすい
- 要約が無料枠に含まれるか、音声データが学習に使われないかは契約前に必ず確認する
- 選ぶ軸は「無料枠の広さ」ではなく「自分の会議頻度と用途に合うか」
「月120分無料」の数字に心が動いたら、その横の「1回あたり」の行を探す。ここまで読んだ人は、もうその目を持っています。あとは自分の使い方を3つの問いで言語化して、合いそうなアプリを一つ、無料の範囲で実際に触ってみてください。議事録に追われる時間は、思っているよりずっと短くできます。
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よくある質問
議事録アプリは 無料で どこまで 使えますか?
多くのアプリに無料プランがあり、録音するだけで文字起こしから要約まで自動で作れます。ただし無料枠は月の合計時間や1回あたりの長さ、利用回数のいずれかで制限されます。月に数本の会議なら無料枠で十分回りますが、毎日のように長時間の会議を処理するなら早めに枠を使い切るため有料プランが現実的です。
無料の 議事録アプリで気を つける 落とし穴は 何ですか?
最大の落とし穴は音声データの扱いです。無料サービスの中にはアップロードした音声をAIの学習に利用する規約のものがあります。社外秘の会議や個人情報を含む音声を扱うなら、保存場所と削除のタイミングを必ず確認しましょう。AI処理後に音声を即時削除するアプリを選ぶと安心です。
無料の 議事録アプリはどう 選べばいいですか?
無料枠の広さだけで選ぶと失敗します。まず自分が月に何回、1回あたり何分の会議を文字起こしするかを見積もり、その用途に合う無料枠のアプリを選ぶのがコツです。録音から要約まで自動で終わらせたいのか、長時間を無料で試したいのかで最適なアプリは変わります。