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2026年06月27日 00:08(最終更新: 2026年08月20日

文字起こしサービス比較|精度・料金・テープ起こし代行で選ぶ

更新履歴を見る
  • 2026年06月27日比較表のLINE WORKS AiNoteの料金表記を「月300分完全無料(データ提供で600分)」から「月300分無料(要約は有料)/有料プラン月1,440円〜」に修正した
  • 2026年07月29日読みやすさ向上のため本文の文章を全面的に見直した(内容・事実・構成は変更なし)
  • 2026年08月20日内容を大幅に加筆・改稿しました(テープ起こし業者の代行料金とAIの月額を比較する節を追加)
  • 2026年08月20日各サービスの料金・仕様情報を最新の公式情報に更新しました
  • 2026年08月20日関連記事への内部リンクを追加しました
執筆: Takumi(Memolith開発者)
メモリスメモリスによる要約
  • 文字起こしサービスは『精度(日本語の認識率と話者分離)』『料金(無料枠と有料の月額)』『対応形式(mp3やm4aなど手持ち音声をそのまま入れられるか)』の3軸で比べると失敗しません
  • 長時間の会議をまとめて処理したいならNotta、完全無料で試すならLINE WORKS AiNote、録音から議事録まで一気に終わらせたいならメモリス(Memolith)が有力です
  • テープ起こし業者に人力で代行してもらうと60分の音源で1万〜3万円ほどかかりますが、AIのメモリスなら月830円から使えます

「会議の録音はあるのに、文字起こしに何時間も取られている」「文字起こしサービスが多すぎて、精度も料金もバラバラで比べられない」——そんな状態で止まっている人は多いはずです。

文字起こしサービスを、見た目の月額や無料時間だけで選ぶと、たいてい失敗します。実際に使ってみると壁になるのは日本語の認識精度対応している音声形式のほうで、「結局ほとんど手直しすることになった」というケースは珍しくありません。

サービスの数だけ見比べても、判断基準がなければ堂々巡りです。ここでは精度・料金・対応形式という3軸に絞り、主要な文字起こしサービスを中立に比較します。「テープ起こし」という呼び方に馴染みがある人向けに、人力の代行業者に頼んだ場合の実際の料金と、AIのサービスとの費用対効果も後半で比較します。読み終えるころには、自分の使い方に合う一つが迷いなく選べているはずです。

※本記事の料金・仕様は2026年8月時点の各社公開情報に基づきます。最新の内容は必ず各公式サイトでご確認ください。

断っておくと、この記事が扱うのは「サービスとしての文字起こし」を精度・料金・対応形式で選ぶ視点だけです。アプリ単位の使い勝手や対応言語まで踏み込みたいならAI議事録アプリの比較記事、無料で文字起こしする具体的なやり方を知りたいならAI文字起こしを無料でやる方法のほうが向いています。

文字起こしサービスを比較する3つの軸

サービス選びでブレないためには、先に軸を決めておくことです。アプリかWebか、デバイスが要るかといった違いは、実はあとから決めても構いません。まずはこの3点を押さえるところから始めます。

1. 精度|日本語の認識率と話者分離

文字起こしの満足度は、ほぼ精度で決まります。チェックすべきは大きく2つです。

  • 認識率:専門用語・固有名詞・数字が正しく拾えるか。ここがズレると手直しが一気に増えます。
  • 話者分離(話者識別):複数人の会議で「誰の発言か」を分けられるか。議事録化を前提にするなら必須レベルです。

精度はカタログの数字だけでは分かりません。確実なのは、本番に近い録音を無料枠で1本試すことです。

2. 料金|無料枠と有料の月額

料金で見るべきは「無料枠でどこまで試せるか」と「有料の月額が利用量に見合うか」の2点です。ここで注意したいのが、無料枠の数え方がサービスごとに違うという点です。

  • 月あたりの合計時間で区切るタイプ(例:月120分まで)
  • 1回あたりの録音の長さに上限があるタイプ(例:1回3分まで)
  • 回数で管理するタイプ(例:月20回まで)

「月の合計は十分でも、1回の上限が短くて長い会議が通らない」といったミスマッチが起きやすいので、合計と1回上限の両方を確認します。

3. 対応形式|手持ちの音声をそのまま入れられるか

意外と見落とされがちなのが、アップロードできる音声・動画の形式です。手元にあるのがmp3なのかm4aなのか、あるいはWeb会議で書き出したmp4なのかで、使えるサービスは変わります。

対応形式が狭ければ、ファイル変換という余計な一手間が毎回発生します。普段使う録音アプリ・レコーダー・Web会議ツールが書き出す形式と、サービスの対応形式が合っているか。最初にここを確認しておくだけで、運用はぐっと楽になります。

主要文字起こしサービス 比較表(2026年8月時点)

精度・料金・対応形式の3軸で主要サービスを整理しました。数値・仕様は各社の公開情報に基づきます。

サービス 無料枠 有料プラン(税込) 精度・話者分離の特徴 対応形式の傾向
メモリス(Memolith) 登録後3回まで議事録作成+Ask Memolith エリート 830円/月(月20回)/エグゼクティブ 1,380円/月(月50回) 高精度の議事録を自動生成。認識ずれ検知まで搭載 m4a・mp3・webm・mp4・wav・mpga・mpegに対応
Notta 月120分まで(1回3分まで) プレミアム 月1,980円〜(月30時間) 多言語対応の定番。話者識別・リアルタイム文字起こし 音声・動画ファイルのアップロードに対応(公式で要確認)
AutoMemo(オートメモ) お試し 月1時間まで プレミアム 月1,480円(月30時間・要約込み) 要約まで標準化。専用ICレコーダー連携も選べる アプリ録音+専用レコーダー(対応形式は公式で要確認)
PLAUD NOTE スターター 月300分(※本体購入が必要) プロ 年16,800円(月1,200分)ほか/本体 約27,500円〜 112言語・話者識別・要約テンプレが豊富 専用デバイスで録音(手持ち音声の扱いは公式で要確認)
LINE WORKS AiNote(旧CLOVA Note) 月300分まで無料(1回60分・要約は有料) ソロ 月1,440円〜(税抜・月600分・要約月12回) 日英韓に対応・話者を区別 音声ファイルのアップロードに対応(公式で要確認)

※対応形式は各社で更新されるため、正確な拡張子は必ず公式の最新情報で確認してください。本記事では「手持ち音声をそのまま入れられるか」という観点で傾向を示しています。

各サービスが向いている人

  • メモリス(Memolith):スマホの録音だけで、文字起こしから議事録(要約・決定事項)まで一気に終わらせたい人。対応形式が幅広く、手元の会議音声をそのまま投げたい人。
  • Notta:長時間の文字起こしを月単位でまとめて回したい人。多言語やWeb会議の文字起こしも使いたい人。
  • AutoMemo:要約込みで月額を抑えたい人。専用ICレコーダーでの録音品質も重視したい人。
  • PLAUD NOTE:初期投資をしてでも、多言語・話者識別・要約テンプレを専用デバイスで本格運用したい人。
  • LINE WORKS AiNote:とにかく無料で日本語の文字起こしを試したい人。月300分の枠でコストをかけずに始めたい人。

用途別|文字起こしサービスの選び方

3軸で比べても、結局は用途によって最適解が変わります。よくあるパターンごとに整理します。

とにかく無料で精度を試したい

まずはLINE WORKS AiNote(旧CLOVA Note)が有力です。月300分まで完全無料で、日本語の話者区別にも対応します。Nottaの無料枠(月120分)やメモリスの無料トライアル(登録後3回)と合わせて試し、自分の録音で認識率を見比べるのがおすすめです。無料で試す具体的な手順は無料で議事録を自動作成する方法も参考になります。

長時間の会議・取材をまとめて処理したい

月の合計時間が長いものが向きます。Nottaのプレミアム(月30時間)やAutoMemoのプレミアム(月30時間・要約込み)は、量をこなす用途に合います。ただしNottaは無料枠で「1回3分まで」という制約があるため、長い録音を試すなら有料前提で考えると現実的です。

多言語・話者識別を重視したい

海外メンバーとの会議が多いなら、PLAUD NOTE(112言語)や多言語対応のNottaが候補です。話者識別の精度は録音環境にも左右されるため、マイク位置や静かな環境づくりとセットで考えると失敗しにくくなります。

録音から議事録まで一気に終わらせたい

文字起こしテキストを自分で要約・整形する手間まで含めて減らしたいなら、メモリス(Memolith)のように議事録化まで自動化されたサービスが効きます。文字起こしで止めず後工程まで自動化できるかは、総作業時間を大きく左右します。

テープ起こし業者(人力代行)とAIの料金差

ここまではAIサービス同士の比較でしたが、「文字起こし」が今の呼び名になる前は、録音を人の手で書き起こすテープ起こし業者に外注するのが一般的でした。今もテープ起こし業者は存在し、AIより丁寧な仕上げ(整文・ケバ取りなど)を人の目で行っています。ただし、その分だけ料金はAIサービスとは一桁以上違います。実際にいくらかかるのか、公式の料金表で確認しました。

人力のテープ起こし代行はいくらかかるか

専門業者に依頼する場合の相場は、1分あたり200〜300円程度が目安です(クラウドソーシングで個人に依頼するとさらに安いこともありますが、品質と納期にばらつきが出やすくなります)。

テープ起こし業者の仕上げ方式には、話した内容をそのまま書き起こす「素起こし」、「えーと」「あの」といった言いよどみを整理する「ケバ取り」、読みやすい文章に整える「整文」の3段階があり、丁寧に整えるほど料金は上がります。実際の業者2社の公式料金表で確認した数字は次のとおりです。

依頼先 60分(1時間)あたりの目安料金 料金が変わる条件
文字起こし専門com 12,000円(税込13,200円)〜18,000円(税込19,800円) 素起こし・ケバ取りは1分200円、整文(読みやすく整える仕上げ)は1分300円
テープライターサービス(日本職能開発振興会) 12,210円〜26,950円(別途手数料1,100円) 納期が3営業日〜25営業日以降のどこかで単価が変動。急ぐほど高くなる

※料金は2026年8月時点、各社公式サイトの料金表に基づきます。仕上げ方式・納期・原稿の聞き取りにくさで金額は変動するため、正確な見積もりは各社にご確認ください。

2社の実例を踏まえると、60分の音源を人力で仕上げてもらうと、だいたい12,000円〜27,000円程度が目安になります。急ぎで頼むほど、また逐語録ではなく読みやすく整えた原稿(整文)を求めるほど、料金は上がる傾向があります。

AI(メモリス)の月額と比べるとどうなるか

この金額を、AIの月額料金と並べてみます。人力代行に60分の音源を1回頼むだけで、安くても12,000円かかります。一方、メモリス(AIボイスメモ)の有料プランは月830円(エリート、月20回まで)から使えます。

単純計算すると、人力代行1回分(12,000円〜27,000円)の料金があれば、メモリスのエリートプランを約14〜32か月分使い続けられる計算になります(12,000円÷830円≈14.5、27,000円÷830円≈32.5)。月に1回でも文字起こしをする機会があるなら、AIのほうが総額で大きく安くなる計算です。

もちろんこれは料金だけを比べた計算で、仕上がりの質や自分で見直す手間までは含んでいません。料金だけならAIが有利ですが、人力代行が選ばれる理由は料金以外のところにあります。

それでも人力代行が向いているケース

料金だけを見ればAIが有利ですが、次のような場面では人力のテープ起こし代行のほうが適しています。

  • 法廷や学術目的などで、一字一句正確な逐語録を第三者に保証してもらう必要がある場合
  • 音質が極端に悪い、方言や専門用語が非常に多いなど、AIの誤変換を可能な限りゼロに近づけたい場合。AIの文字起こし精度は条件によって強い・弱いが入れ替わることが実測でもわかっており、詳しくはWhisper・GPT-4o Transcribe・Geminiを実測比較した記事で確認できます
  • 納品されたテキストをそのまま使いたく、自分では見直し作業をしたくない場合

逆に言えば、「多少の誤変換は自分で直す前提で、日常的に何度も使いたい」なら、AIの文字起こしサービスに分があります。AIエンジンによって精度がどう変わるかは文字起こしAIの精度はエンジンで決まる|選び方のコツでも解説しているので、あわせて確認してみてください。

比較してわかった、精度を落とさない実践のコツ

複数のサービスを実際に同じ録音で試して見えてきたのは、サービスの差より録音の質の差のほうが、最終的な精度に効くということでした。どのサービスを選んでも、以下を押さえるだけで手直し量は目に見えて減ります。

  • 静かな環境で録る:空調やBGM、紙をめくる音は誤認識の最大要因。録音前に止めるだけで認識率が上がります。
  • 話者の近くにマイクを置く:スマホやレコーダーを発言者に近づけるほど、声がクリアに入り話者分離も安定します。
  • 対応形式のまま渡す:変換すると音質が落ちることがあります。サービスの対応形式に合う録音アプリを選び、そのまま入れるのが安全です。
  • 固有名詞だけは人の目で直す:AIが苦手なのは社名・人名・型番・金額。ここだけ確認すれば、文字起こしテキストは十分実用になります。

逆に言えば、カタログ上の精度が高いサービスでも、録音が悪ければ結果は悪くなるということです。無料枠で試すときは、必ず本番に近い環境で録った音声を使って評価してください。文字起こしと議事録の違いや使い分けは文字起こしと議事録の基本でも整理しています。

メモリス(Memolith)という選択肢

「文字起こしして終わり」ではなく「録音から議事録まで一気に終わらせたい」——そこまで求めるなら、メモリスも候補に入ります。

メモリスは、スマホで録音するだけでAIが高精度の議事録を自動作成する iOS/Androidアプリです。専用デバイスは不要で、手持ちの会議音声をそのまま使えます。対応形式はm4a・mp3・webm・mp4・wav・mpga・mpegと幅広く、録音アプリやWeb会議の書き出しをそのまま投げられるのが、文字起こしサービスとして見たときの強みです。

文字起こし・議事録に加えて、以下の機能で会議そのものも支えます。

  • 高精度の議事録:録音するだけでAIが要約された議事録を作成
  • 認識ずれ検知:発言に潜む参加者間の認識のズレを検知し、リスクを早期発見
  • 交渉戦略支援:論点ごとに取りうる選択肢をAIが提示
  • コーチング:会議の進め方をAIがフィードバック
  • Ask Memolith:過去の会議内容をAIに質問できる

セキュリティ面では、送信された音声データはAI処理の完了後に即時自動削除されます。機密性の高い会議でも扱いやすい設計です。料金は無料トライアル(登録後3回の議事録作成+Ask Memolith)から始められ、続けて使うならエリート 830円/月(月20回)、エグゼクティブ 1,380円/月(月50回)という分かりやすい構成です。まずは精度と対応形式を試したい人はアプリを無料でダウンロードしてみてください。

まとめ

文字起こしサービスは、精度・料金・対応形式という3軸さえ押さえておけば、自分に合うものを選び間違えません。

  • 精度は無料枠で本番に近い録音を1本試して、自分の耳で確かめる
  • 料金は月の合計時間と1回の上限の両方を確認する
  • 対応形式は普段使う録音の書き出し形式に合うものを選ぶ

人力のテープ起こし代行に頼む場合は、60分の音源で1万円台〜2万円台後半が目安です。一字一句の正確さを人に保証してほしい場合を除けば、月に1回でも使うならAIのほうが総額は安くなります。

そして最終的な精度は、サービスの差以上に録音の質で決まります。静かな環境で話者の近くから録るだけで、どのサービスでも結果は大きく改善します。

文字起こしで止めず、録音から議事録まで一気に終わらせたい人は、まず無料で使えるメモリスを試して、精度と対応形式を自分の音声で確かめてみてください。

あわせて読みたい:

よくある質問

文字起こしサービスを比較するときの基準は?

精度(日本語の認識率と話者分離)、料金(無料枠と有料の月額)、対応形式(mp3やm4aなど手持ち音声をそのまま入れられるか)の3軸で比べると失敗しにくいです。特に精度は無料枠で本番に近い録音を試して自分の耳で確認するのが確実です。

無料で使える文字起こしサービスはどれ?

LINE WORKS AiNote(旧CLOVA Note)は月300分まで完全無料、Nottaは月120分まで無料(1回3分まで)、AutoMemoはお試しで月1時間まで、メモリスは登録後3回まで議事録作成が無料です。まず無料枠で精度を試すのがおすすめです。料金や仕様は2026年8月時点の情報のため、最新は各公式で確認してください。

テープ起こしを業者に頼むといくらかかりますか?

専門業者に依頼する場合、1分あたり200〜300円程度が目安です。60分(1時間)の音源なら、文字起こし専門comで12,000〜18,000円(税別、仕上げ方式による)、テープライターサービスで12,210〜26,950円(納期による)という料金を公式サイトで確認できました。業者や仕上げの丁寧さで幅があるため、正確な金額は各社の見積もりで確認してください。参考までに、AIのメモリスなら月830円(月20回まで)から使えるため、複数回使うなら費用対効果は大きく変わります。

文字起こしの精度を上げるコツは?

サービスの差より録音の質の差のほうが結果に効きます。静かな環境で空調やBGMを止め、スマホやレコーダーを話者の近くに置いて録るだけで認識率が上がります。社名や人名、金額などの固有名詞だけ人の目で直せば、実用的なテキストになります。

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