Siri AI対応機種一覧、 iPhoneは 15 Pro以降が条件
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- 2026年08月20日:内容を大幅に加筆・改稿しました(対応機種の一覧表とEUでの提供予定を追加)

- Siri AI対応はiPhone15 Pro以降・iPad(M1以降)等が最低条件、フル機能対応は17 Pro等さらに新しい機種限定
- EUではデジタル市場法(DMA)の規制でiPhone・iPadのSiri AI提供がローンチ時点で対象外に
- 端末のSiri高度化と会議録音アプリの精度向上は別軸で見る必要
iOS 27で刷新される「Siri AI」の対応機種条件が、ベータ版が進むたびに少しずつ更新されてきた。ここではiPhone・iPad・Mac・Apple Watch・Vision Pro別の対応条件を、複数の情報源を突き合わせて一覧表にまとめた。米メディア9to5Macが2026年8月5日に伝えた対応機種リストが骨格になっている(9to5Macの記事)。Siri AIには、まず使えるようになる「基本対応」と、声のペースや抑揚まで細かく調整できる「フル機能対応」の二段階がある。
※対応機種の条件は2026年8月20日時点の情報です。iOS 27は公開ベータの配信中で、MacRumorsの報道では正式リリースは2026年9月ごろ、新型iPhone 18 Proシリーズの発売に合わせて見込まれています(MacRumorsの記事)。条件が変わり次第、この記事も更新します。
| 機種カテゴリ | Siri AI基本対応 | フル機能対応(声のペース・抑揚の調整、最強のオンデバイスAIモデル) |
|---|---|---|
| iPhone | 15 Pro・15 Pro Max、16・16 Plus・16 Pro・16 Pro Max・16e、17・17e | 17 Pro・17 Pro Max、iPhone Air |
| iPad | iPad Pro(M1以降)、iPad Air(M1以降)、iPad mini(A17 Pro) | M4以降かつメモリ12GB以上のモデル |
| Mac | Apple silicon搭載の全モデル | M3以降かつメモリ12GB以上のモデル |
| Apple Watch | Series 9以降・Ultra 2以降・SE 3(Siri AI対応iPhoneとのペアリングが条件) | 対象外(音声カスタマイズ機能は無い) |
| Vision Pro | 全モデル | M5搭載モデル |
iPhone 15無印・15 Plus、iPhone 14以前、M1より前のiPad、Apple siliconでないMacは、この表のどの段階にも入らない。iOS 27自体はインストールできても、Siri AIの新機能は使えない。
表からもわかるとおり、「対応機種か非対応機種か」を二値で判断するのは早計だ。同じ「Siri AI対応」でも、基本対応とフル機能対応では体験の中身が違う。買い替えの要否を判断するなら、自分が使いたいのが基本的な音声操作なのか、声質までカスタマイズしたい高度な使い方なのかを先に切り分けるべきだ。後者を求めるなら、現行の最上位モデルでも条件を満たさない可能性がある。声のペースや抑揚を細かく調整できる機能そのものについては、iOS 27 beta 5時点の対応範囲を別記事で詳しく整理している。
見落とせないのが、地域による提供制限だ。MacRumorsが2026年8月25日に報じたところによると、Siri AIはEU(欧州連合)ではiPhone・iPadのどちらにもローンチ時点で提供されない。理由はEUのデジタル市場法(DMA、巨大IT企業に競争を阻害する行為を禁じるEUの規制)に抵触する懸念があるためで、Appleは規制当局と解決策を協議しているという。同じ制限はmacOS 27 Golden Gateには適用されず、EU圏のMacではSiri AIが使える見込みだ。つまり対応機種の条件を満たしていても、EU圏のiPhone・iPadでは当面Siri AI自体が起動しない。
この一覧表を作るうえで、Apple公式の記載とのずれも明記しておきたい。Apple公式の「How to get Apple Intelligence」ページは2026年7月7日更新時点の内容で、対象は現行のiOS 26.1世代のApple Intelligenceだ。そこに載っているApple Watchの対応条件は「Series 6以降・Ultra全モデル・SE 2以降」で、この記事で示したSiri AI(iOS 27)の条件より広い。iOS 27はまだ公開ベータの段階で、Siri AI専用の公式サポートページはまだ用意されていない。この記事のiOS 27の条件は9to5MacやMacRumorsなど複数メディアの報道を突き合わせたもので、Apple公式の一次情報そのものではない点は明記しておく。iOS 27が正式リリースされ次第、Apple公式のサポートページも更新されるはずなので、その時点で改めて確認し、この記事にも反映する。
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もう一つ整理しておきたいのは、Siriの刷新と会議記録の精度は別の軸にある話だという点だ。端末側の音声アシスタントが賢くなることと、会議の録音を高精度なテキストに変換する処理能力は、実装も評価軸も異なる。前者はOSレベルの対話体験の改善であり、後者は録音データを文字起こしする専用の処理の精度の話になる。Siri AIの対応可否を確認する作業と、会議記録に使うツールの選定は、混同せず別々に判断した方がよい。




