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2026年08月19日 09:00(最終更新: 2026年08月21日

商談録音の始め方|許可からAI議事録・振り返りまで

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  • 2026年08月21日関連記事への内部リンクを追加しました
執筆: Takumi(Memolith開発者)
メモリスメモリスによる要約
  • 商談録音は「目的・扱い・お願い」を一言添えて許可を取ってから始めるのが安全です。
  • 録音を渡すとAIが数分で議事録を作り、交渉戦略支援やコーチングが振り返りに役立ちます。
  • 電話商談はメモリス自体に通話録音機能がなく、OS標準の通話録音をAIに渡す形になります。

商談が終わった直後、手元に残っているのはメモ帳の断片的な文字と、うっすらとした記憶だけ。「さっき、先方は導入時期をいつと言っていたか」。そう聞かれて、自信を持って答えられる営業担当者は多くありません。

商談中は相手の表情と話の流れを追うだけで手一杯です。メモを取りながら聞くと、聞くことに集中できない。かといって聞くことに集中すると、あとで再現できる記録が残らない。この二択で消耗している営業担当は、想像以上に多いはずです。

答えは単純です。商談を録音して、記録はAIに任せる。ただし、この「単純」を実際にやろうとすると、最初につまずくのが「録音していいのか」という一点です。

この記事では、商談を録音する許可の取り方から、録音後にAIへ渡して議事録にする流れ、交渉戦略支援・コーチングを使った振り返り方、電話商談を録音する場合の注意点までを順番に見ていきます。読み終える頃には、商談前の「録音していいものか」という迷いが消えているはずです。

商談録音は、許可の一言から始まる

商談を録音する前に、必ず立ち止まって考えるべきことが一つあります。録音していいかどうかは、自分ひとりでは決められないという点です。

無断で録るより、許可を取るほうが結果的に得

自分も参加している商談を録音すること自体は、それだけで直ちに違法になるわけではない、と説明されることが多いようです。ただし、これはあくまで一般的な傾向の話で、就業規則や相手企業との契約、録音データの使い方によって扱いが変わる場合もあります。個別の状況で判断に迷う場合は、弁護士などの専門家に相談してください。

法律上の問題がなかったとしても、無断録音が相手に知られたときに失うものは大きいです。「この営業担当と話すときは言葉を選ぼう」。そう思われた瞬間、商談の中身は薄くなります。記録の精度を上げるために録音したのに、記録する価値のある会話のほうが痩せていく。これでは意味がありません。

だから、商談の録音は許可を取ってから堂々と始めます。

商談で使える許可の切り出し方

型はシンプルです。「目的」「扱い」「お願い」の3点を1〜2文で伝えます。

「認識のズレを防ぎたいので、録音してもよろしいでしょうか。社外には共有せず、議事録ができたら消します」

この一言があれば、ほとんどの商談相手は快く応じてくれます。もし断られたら、無理に食い下がらずメモに切り替えてください。「大事な点は復唱して確認させてください」と添えれば、記録の正確さはある程度保てます。

「議事録ができたら消します」という約束は、口約束で終わらせる必要がありません。メモリスはAIの処理が完了した音声データを即時自動で削除する設計なので、約束を仕組みの側で守れます。顧客の声が入った録音を長く抱え込まずに済むのは、法人の商談を扱ううえでも安心材料です。

シーン別の言い回しやオンライン商談・電話での例文まで幅広くそろえたい場合は、録音許可の言い方・例文集にまとめているので、あわせて確認してください。

録音した商談を、AIで議事録にする流れ

許可を得て録音した音声も、そのままでは商談の記憶を助けてくれません。文字に起こし、議事録にして初めて使える記録になります。

対面でもオンラインでも、やることは同じ

対面の商談ならスマホをテーブルに置いて録音を開始し、あとは会話に集中します。オンライン商談も、パソコンのそばにスマホを置いてマイクで音声を拾えば同じように録音できます。会議ツール自体に録音機能があれば、そちらで保存した音声ファイルをあとから読み込ませても構いません。いずれの方法でも、メモリスが会議ツールの通話に直接アクセスして録音するわけではなく、あくまで手元の音声を録るか、保存済みの音声ファイルを渡す形になります。

録音後にAIへ渡すと、数分で下書きができる

商談が終わったら、録音した音声ファイルをAIボイスメモ(録音するだけでAIが文字起こし・要約してくれるアプリ)のメモリス(Memolith)に読み込ませます。録音中にその場でテキスト化される仕組みではありません。録音が終わったあとにAIが処理を始め、数分で議事録の下書きが完成します。

議事録に何を残すべきかで迷う場合は、商談議事録の書き方で顧客の状況・決定事項・次回アクションなど5項目に整理しているので、あわせて参考にしてください。

数字と固有名詞だけ、人が確認する

AIが作る下書きは優秀ですが、金額・納期・社名・担当者名といった数字や固有名詞は取り違えやすい箇所です。ここだけ録音を聞き直して確認・修正すれば、正式な記録として使えます。全文を書き起こす手間と比べれば、確認する箇所はごくわずかです。

共有先は顧客向けと社内向けで分けるのが安全です。顧客には合意事項と次回の宿題・日程だけを簡潔に送り、価格交渉の余地や受注確度といった社内だけの戦略メモは別で残します。同じ議事録をそのまま両方に送ると、顧客に見せるべきでない情報が紛れ込む恐れがあります。

交渉戦略支援・コーチングで、商談を「振り返りの武器」にする

議事録ができた時点で、多くの人は満足して次の商談に進んでしまいます。ですが、商談を録音した記録には、議事録だけでは拾いきれない価値が眠っています。やり取りそのものの振り返りです。

交渉戦略支援で条件のやり取りを見直す

メモリスには、価格交渉や条件のやり取りを振り返るための材料を示す交渉戦略支援という機能があります。議事録が「何が決まったか」を残す機能だとすれば、交渉戦略支援は「どう決まったか」に光を当てる機能です。値引きを切り出したタイミング、相手が態度を変えた場面など、記憶だけでは再現しづらい過程を、録音に沿って見直せます。

交渉そのものの振り返り方をさらに深掘りしたい場合は、商談後の交渉振り返りも参考にしてください。

話し方コーチングで、自分の癖に気づく

話し方コーチングは、自分の話し方や間の取り方を見直すきっかけになる機能です。早口になっていないか、相手の沈黙に耐えられず言葉を足していないか。こうした癖は商談中の自分では気づきにくいものですが、録音を通して見直すと見つけやすくなります。

なお、認識のズレそのものを議事録の中で拾う認識ずれ検知という機能もあります。「合意できたつもりが、実は解釈が割れていた」という食い違いは、そのまま放置すると言った言わないの対策で扱っているような水掛け論の火種になります。商談録音は、議事録の正確さだけでなく、この手の火種を早い段階で見つける役目も果たします。

【実体験】交渉戦略支援を使って気づいた「譲歩の早さ」

以前、料金交渉を含む商談を一言断ってから録音し、商談後にメモリスへ渡したことがあります。文字起こしと要約はいつも通りの精度で仕上がり、そこまでは想定の範囲内でした。

引っかかったのは、交渉戦略支援が示す振り返りの軸に沿って録音を聞き直したときです。相手が「もう少し検討させてほしい」と言った直後、自分が間を置かずに追加の値引き案を口にしている場面がありました。当時は「相手の懸念に先回りして応えた」つもりでしたが、聞き返すと、相手はまだ検討の途中で、こちらから条件を動かす必要はなかった場面です。

話し方コーチングの観点で見返すと、こうした場面は一度だけではありませんでした。自分が沈黙に耐えられず先に条件を動かす癖があることがはっきりしたのです。次の交渉では、相手の沈黙をあと数秒だけ待つようにしただけで、同じ場面での譲歩が減った実感があります。

議事録だけを見ていたら、この癖には気づかなかったと思います。

電話商談を録音する場合の注意点

ここまでは対面・オンラインの商談を前提に説明してきましたが、電話で行う商談も少なくないはずです。電話の場合、一つだけ正確に知っておくべき制約があります。

メモリス自体には、通話を録音する機能はありません。 電話やオンライン通話の録音は、OS標準の通話録音機能や、別の通話録音アプリで行う必要があります。iPhoneならiOS 18.1以降の対応機種で標準の電話アプリから録音でき、Androidも機種やOSバージョンによって標準機能で録音できる場合があります。

こうして保存した音声ファイル(m4a・mp3・wavなど)は、対面商談の録音と同じようにメモリスへ読み込ませれば、文字起こし・議事録化・交渉戦略支援まで同じ手順で進められます。電話の録音方法や社内ルールの確認手順を詳しく知りたい場合は、電話営業・電話商談を録音して記録する方法にまとめているので、あわせて確認してください。

まとめ:商談録音は「許可・録音・AI・振り返り」の4段階

商談録音は難しい話ではありません。整理すると、やることは4段階です。

  • 許可:目的・扱い・お願いの3点を一言添えて、録音の許可を取る
  • 録音:対面でもオンラインでも、録音ボタンを押して会話に集中する
  • AI議事録化:商談後に録音をAIへ渡し、数分の下書きから数字と固有名詞だけ確認する
  • 振り返り:交渉戦略支援・話し方コーチングを使い、やり取りの過程から次の一手を見つける

電話商談だけは例外で、メモリス自体に通話録音機能がないため、OS標準の通話録音を経由する一手間が必要です。それ以外はどの商談形式でも、この4段階がそのまま使えます。

商談録音を試してみたい方は、まずは無料トライアルで1本の商談を録音し、AIが作る議事録と交渉戦略支援の振り返りを一度体験してみてください。メモリスの無料トライアルは登録後3回まで無料で、続けるならエリート830円/月(月20回)です。

あわせて読みたい:

よくある質問

商談を録音するとき、相手の許可は必ず必要ですか?

法律上、自分が参加している会話の録音がそれだけで直ちに違法とされるわけではない、と説明されることが多いようです。ただし就業規則や取引先との契約、録音データの使い方によって扱いは変わるため、個別の判断が必要な場合は弁護士などの専門家に相談してください。信頼関係を保つ観点では、商談前に一言許可を取ってから録音するのが確実です。

商談を録音してからAIで議事録にするまで、どれくらい時間がかかりますか?

商談中にその場でテキスト化されるリアルタイム処理ではなく、録音が終わったあとにAIへ渡して処理する仕組みです。メモリスの場合、録音した音声ファイルを渡すと数分で議事録の下書きが完成します。金額や社名などAIが誤認識しやすい箇所だけ、あとで人が確認します。

電話で行う商談も録音してAIに任せられますか?

メモリス自体には通話を録音する機能はありません。iPhoneやAndroidの通話録音機能、または通話録音アプリで音声ファイルを保存し、そのファイルをメモリスに読み込ませれば、対面商談と同じ手順で文字起こし・議事録化できます。

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