
- OpenAI社長がChatGPTデスクトップの現状が混乱していることを認めた
- ChatGPTとCodex統合後の混乱を受け、年内にWorkタブ撤廃を目指すと明言
- 混乱をよそにCodexの利用者は数日で500万人から1000万人に倍増したと明かす
新しいChatGPTデスクトップを開いて、WorkタブとChatタブのどちらを使えばいいのか迷った人もいるかもしれない。その戸惑いを、OpenAI自身のトップが認めた。
ジョアンナ・スターン氏が自身のYouTubeチャンネル「New Things」で公開したインタビューで、OpenAI社長のグレッグ・ブロックマン氏は、ChatGPTとCodexのデスクトップアプリ統合をめぐる混乱について問われ、現状がぐちゃぐちゃな状態にあることを認めた(9to5Macの報道より)。
経緯はこうだ。OpenAIは先にChatGPTとCodexのデスクトップアプリを統合し、エージェント型の新モード「Work」を導入したが、単にChatGPTを使いたかっただけの利用者からは会話履歴を見失うといった戸惑いの声が上がった。その後WorkタブとChatタブを分けて多少は整理したものの、依然として込み入った作りのままだという。
ブロックマン氏は今回の状況について、段階的に世に出しながら反応を見て直していく、未来に向けた漸進的な取り組みの一環だと説明した。当初はタブをゼロにすることを目指していたが、まず出してフィードバックを得る道を選んだという。年内にはWorkタブそのものをなくし、その機能をChatGPTへ継ぎ目なく溶け込ませる方向に進めるとも明かしている。統合の評判とは裏腹に、Codexの利用者数は数日で500万人から1000万人に伸びたという数字も、同じインタビューで語られた。
タブという区切りは、便利であると同時に「今どのモードを使うべきか」を毎回考えさせる摩擦でもある。それが消えて一つの画面に溶け込めば、議事録の下書きも次のタスクの整理も、モードを意識せず同じ会話の延長で片づけられるようになるはずだ。年内という期限が守られるかどうかは、これからのアップデートを見るしかない。




