議事録テンプレート完全ガイド|そのまま使える例文付き
議事録テンプレートは『会議名・日時・参加者・議題・決定事項・ネクストアクション(担当と期限)・保留事項』の7項目を固定枠にしたものが基本形です。この型を一度用意しておけば、会議中は枠を埋めるだけになり、迷いも書き漏れも一気に減ります。この記事ではそのまま使える例文と、定例・1on1・商談など用途別の調整ポイントを紹介します。
「議事録、テンプレートある?」と聞かれて、過去のファイルを慌てて探した経験はありませんか。
毎回ゼロから項目を考えて書き起こすのは、地味にストレスのかかる作業です。何をどの順番で書けばいいのか毎回迷い、書き終わってから「あ、担当者を書き忘れた」と気づく。会議のたびにこれを繰り返していると、議事録そのものが憂鬱な雑務になってしまいます。
私自身、新人の頃は会議が終わるたびに白紙のWordを開いて、「えーっと、まず日付で……」と毎回ゼロから書いていました。決まった型を持っていなかったので、書く順番も項目もその日の気分次第。当然、抜け漏れも多く、上司に「決定事項どこ?」と何度も指摘されました。転機になったのは、先輩が共有してくれた1枚のテンプレートです。枠が決まっているだけで、議事録はこんなにラクになるのかと衝撃を受けたのを覚えています。
この記事では、その「枠」、つまり議事録テンプレートの基本構成を整理したうえで、コピペしてそのまま使える例文を用意しました。さらに定例会議・1on1・商談など、用途ごとの調整ポイントもまとめています。読み終えるころには、自分用の議事録テンプレートが完成し、次の会議から迷わず書けるようになるはずです。
なお、WordやExcel、Googleドキュメントといったツール別の具体的なファイルの作り方は議事録テンプレートをWord・Excel・Googleで作る方法で詳しく扱っています。この記事では、ツールに依存しない「議事録の型そのもの」に絞って解説します。
そもそも議事録テンプレートはなぜ必要なのか
テンプレートと聞くと「ただの体裁合わせ」と思うかもしれませんが、議事録においては効果が大きく分けて3つあります。
1. 書く順番に迷わなくなる
枠が決まっていれば、「次は何を書こう」と考える必要がなくなります。会議中の限られた集中力を、文章の構成ではなく内容を聞き取ることに使えるのは大きな違いです。
2. 書き漏れを防げる
担当者や期限、保留事項といった「忘れがちだけど重要な項目」をあらかじめ枠として用意しておけば、空欄が「まだ埋めていない」というサインになります。テンプレートはチェックリストとしても機能します。
3. 誰が書いても品質が揃う
チームで同じテンプレートを共有すれば、書く人によって質がバラつくのを防げます。後から読む側も、いつも同じ場所に決定事項やToDoがあるので、必要な情報をすぐに見つけられます。
型を一度決めてしまえば、あとは中身を埋めることだけに集中できます。
議事録テンプレートの基本構成(必須7項目)
どんな会議にも共通する、議事録の土台となる項目があります。まずはこの基本形を押さえてください。
| 項目 | 書く内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 会議名 | 何の会議か | 「週次定例」「〇〇案件キックオフ」など |
| 日時 | 開催した日付と時間 | 開始〜終了まで入れると後で振り返りやすい |
| 場所/ツール | 会議室名やオンラインツール | Zoom・Teams・Google Meetなど |
| 参加者 | 出席した人 | 欠席者・敬称の有無はチームのルールに合わせる |
| 議題(アジェンダ) | 話し合うテーマ | 事前に決めておくと進行も議事録も速くなる |
| 決定事項 | 会議で決まったこと | 議事録の心臓部。最も目立つ位置に |
| ネクストアクション | 誰が・いつまでに・何を | 担当と期限はセットで必ず書く |
| 保留・継続検討事項 | 結論が出なかったこと | 次回への持ち越しを明確にする |
この中でも特に重要なのが、決定事項とネクストアクションです。極端に言えば、この2つさえ正確なら議事録としての役割は果たせます。逆に、ここが曖昧だと「で、結局何が決まったの?」という議事録になってしまいます。
なぜこの7〜8項目が基本になるのか、議事録の目的や役割という根本から知りたい場合は議事録とは?目的・役割・必須項目もあわせて読むと、テンプレートの各項目の意味がより腹落ちします。
そのまま使える議事録テンプレート例文
ここからは、コピペしてすぐ使える基本テンプレートを用意しました。プレーンテキストなので、Word・Googleドキュメント・メモアプリのどれにでも貼り付けて使えます。
基本の汎用テンプレート
■ 会議名:
■ 日時:2026年〇月〇日(〇)10:00〜11:00
■ 場所/ツール:
■ 参加者:
■ 作成者:
【議題】
1.
2.
3.
【決定事項】
・
・
【ネクストアクション(ToDo)】
・担当: /期限: /内容:
・担当: /期限: /内容:
【保留・継続検討事項】
・
【次回会議】
・日時:
・議題(予定):
ポイントは、決定事項とネクストアクションを上の方に置くことです。読む人が一番知りたいのはこの2つなので、議題の長い記録の下に埋もれさせないようにします。
記入例(埋めるとこうなる)
実際に埋めるとどうなるか、イメージが湧くよう簡単な例を示します。
■ 会議名:新サービスLP制作 週次定例
■ 日時:2026年6月26日(金)10:00〜10:45
■ 場所/ツール:Google Meet
■ 参加者:佐藤、鈴木、田中
■ 作成者:田中
【議題】
1. デザイン案の確定
2. 公開スケジュールの調整
【決定事項】
・デザインはB案で確定。配色のみ後日微調整する
・公開日は7月15日とする
【ネクストアクション(ToDo)】
・担当:鈴木/期限:7/2/内容:B案の配色を3パターン提示
・担当:佐藤/期限:7/5/内容:原稿の最終校正
・担当:田中/期限:6/30/内容:開発チームへ公開日を共有
【保留・継続検討事項】
・スマホ版のファーストビュー構成は次回に持ち越し
【次回会議】
・日時:7月3日(金)10:00〜
・議題(予定):配色の最終確認、原稿レビュー
このように、「誰が・いつまでに・何を」がセットになっているToDoは、そのままタスク管理にも転用できます。議事録が「読んで終わり」ではなく「次の行動につながる文書」になるかどうかは、ここで決まります。
用途別:テンプレートの調整ポイント
基本形は同じでも、会議の種類によって力を入れるべき項目は変わります。よくある会議について、調整のコツをまとめます。
定例会議(週次・月次)
定例で最も大事なのは前回ToDoの進捗確認です。基本テンプレートの先頭に「前回ToDoの進捗」欄を足すと、やりっぱなしを防げます。毎回フォーマットが同じなので、過去回と並べて見返したときに変化を追いやすいのも定例ならではのメリットです。
1on1ミーティング
1on1は決定事項よりも、話したテーマ・本人の状態・次までのアクションを残す方が役立ちます。評価に直結する繊細な内容も含まれるため、共有範囲には注意が必要です。具体的な項目立ては1on1の議事録の取り方で詳しく扱っています。
商談・打ち合わせ(社外)
社外との会議では、先方の発言・要望・宿題(持ち帰り事項)を正確に残すことが、後の認識ずれ防止につながります。「言った・言わない」を避けるためにも、合意した条件は決定事項として明文化しておきましょう。
ブレスト・企画会議
結論が1つに決まらないのがブレストの特徴です。無理に「決定事項」へ押し込まず、出たアイデアと、次に検討する論点を分けて残すと、後で見返したときに使える議事録になります。
会議の種類ごとの細かい書き分けや、より実践的な時短テクニックは議事録作成のコツにまとめています。
テンプレートだけでは解決しない「入力の負担」
ここまでテンプレートの話をしてきましたが、正直にお伝えしておきたいことがあります。テンプレートは「書く枠」を決めてくれるだけで、枠を埋める作業そのものをラクにしてくれるわけではないということです。
枠が決まっても、会議中は人の話を聞きながら同時にタイプし、聞き逃した箇所は記憶を頼りに補い、会議後に文章を整える……この一連の作業負担は残ります。私自身、テンプレートを導入して「書く順番に迷う」ストレスは消えましたが、1時間の会議の清書に結局30分以上かかるという根本の悩みは、しばらく解決しませんでした。
ここを変えたのが、録音した音声をAIに渡して、文字起こしと議事録化までやってもらう方法です。テンプレートで「型」を決め、入力は録音とAIに任せる。この組み合わせで、ようやく議事録が「雑務」から「確認するだけの作業」に変わりました。
メモリスという選択肢
その一例が、私たちが開発しているメモリス(Memolith)です。
メモリスは、スマホで録音するだけでAIが高精度の議事録を自動作成する iOS/Androidアプリです。専用デバイスは不要で、手持ちの会議音声をそのまま使えます。録音した音声から決定事項やネクストアクションを含む議事録の形に整えてくれるので、自分でやるのはテンプレートに沿った最終チェックだけになります。
- 高精度の議事録に加え、認識ずれ検知や、過去の会議にAIで質問できる「Ask Memolith」を搭載
- 日本語・英語に対応
- 対応音声形式は m4a・mp3・webm・mp4・wav・mpga・mpeg と幅広い
- セキュリティ面では、AI処理の完了後に音声データを即時自動削除
- 料金は無料トライアル(登録後3回の議事録作成+Ask Memolith)から。継続利用はエリート 830円/月(月20回)、エグゼクティブ 1,380円/月(月50回)
テンプレートを使ってもまだ作成に時間がかかっていると感じるなら、「枠は自分で決め、埋める作業はAIに任せる」という発想を一度試してみてください。料金や仕様は2026年6月時点の情報のため、最新は公式でご確認ください。
まとめ:自分用テンプレートを1枚作るところから
議事録テンプレートのポイントを振り返ります。
- 基本は会議名・日時・参加者・議題・決定事項・ネクストアクション・保留事項の7〜8項目
- なかでも決定事項とネクストアクション(担当と期限)を最優先で、目立つ位置に置く
- 定例・1on1・商談・ブレストなど、会議の種類で力を入れる項目を調整する
- テンプレートは「書く順番の迷い」と「書き漏れ」を消すが、入力の負担は別の工夫で減らす必要がある
まずは、この記事のテンプレート例文をコピーして、自分やチームに合う形に1枚整えるところから始めてみてください。型が手元にあるだけで、次の会議からの議事録は確実にラクになります。
そのうえで、清書の時間そのものを削りたくなったら、録音からAIに任せる方法も検討の価値があります。テンプレートで「何を書くか」を決め、入力をAIに任せれば、議事録は「やらされる雑務」から「サッと確認して共有するだけの作業」に変わります。まずは無料トライアルで、自分の会議音声でどこまでラクになるかを確かめてみてください。
よくある質問
議事録テンプレートに最低限必要な項目は何ですか?
会議名、日時、場所(またはオンラインのツール名)、参加者、議題(アジェンダ)、決定事項、ネクストアクション(担当者と期限)、保留・継続検討事項の8項目が基本です。特に決定事項とネクストアクションは議事録の中心なので、テンプレートの上の方に目立つ形で配置しておくと書き漏れを防げます。
議事録のテンプレートはWordとExcelのどちらが良いですか?
文章主体で決定事項やToDoを箇条書きで残すならWord、複数の議題やタスクを表で一覧管理したいならExcel、複数人で同時編集や共有をしたいならGoogleドキュメント/スプレッドシートが向いています。どれが正解ということはなく、会議の種類とチームの共有方法に合わせて選ぶのが現実的です。
議事録テンプレートを使っても作成に時間がかかります。早くするには?
テンプレートは『書く枠』を決めるものなので、入力そのものを速くするには別の工夫が要ります。会議前にアジェンダを議事録の枠に流し込んでおく、会議中は決定事項とToDoだけ拾う、録音してAIに文字起こしと要約をさせる、といった方法を組み合わせると、清書にかかる時間を大きく減らせます。
議事録AIを試してみませんか?
難しい設定は不要です。いつもの会議で、録音ボタンを押すだけ。面倒な議事録作成から解放されましょう。
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