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2026年06月26日

Excel議事録テンプレート|Word・Google別の作り方と無料雛形

この記事の要点

議事録テンプレートは、ExcelならToDo管理や一覧化に、Wordなら配布・印刷する正式文書に、Googleドキュメントなら複数人での同時編集・共有に向きます。どの形式でも『会議名・日時・参加者・議題・決定事項・アクションアイテム・保留事項』の項目を入れておけば外しません。この記事ではそのまま貼り付けて使える雛形と、ツール別の作り方を具体的に紹介します。

「議事録、いつもゼロから作っていて毎回時間がかかる」「ネットで拾ったテンプレートが自分の会議に合わなくて、結局使わなくなった」——そんなモヤモヤを抱えていませんか。

議事録は、毎週・毎日のように発生する仕事です。だからこそ、一度きちんとしたテンプレート(雛形)を用意しておくだけで、積み重なる作業時間が大きく変わります。逆に、テンプレートがないまま毎回「何を書こう」と考えていると、書く順番に迷い、項目が抜け、見返したときに「結局何が決まったんだっけ」となりがちです。

ただ、ここで多くの人がつまずくのが「Excel・Word・Googleドキュメント、どれで作ればいいの?」という問題です。私自身、最初はとりあえずWordで作っていたのですが、ToDoの進捗管理がしづらくて挫折し、Excelに移し、今度は社外提出時に体裁が崩れて困る、という遠回りをしました。結論を言えば、この3つは優劣ではなく「向き・不向き」があり、用途で選ぶのが正解です。

この記事では、Excelを中心に、Word・Googleドキュメントそれぞれの議事録テンプレートの作り方とコピペで使える項目構成を、実際に使ってきた経験をもとに解説します。読み終わるころには、自分の会議にちょうどいいテンプレートを、その場で1枚作れるようになっているはずです。

※本記事で触れる各ツールの仕様・名称は2026年6月時点の情報です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。

なお、そもそも議事録に何を書くべきか、書き方そのものから整理したい方は、先に議事録テンプレートの基本構成議事録の書き方のコツに目を通しておくと、この記事の「どの形式で作るか」の判断がぐっとしやすくなります。本記事は、その中身をExcelやWord、Googleという具体的な道具に落とし込む部分に絞って深掘りします。

まず結論:Excel・Word・Googleの使い分け

最初に答えからお伝えします。議事録テンプレートをどの形式で作るかは、「その議事録で何をしたいか」で決まります。

形式 向いている用途 強み 弱み
Excel / スプレッドシート ToDoの進捗管理、決定事項の一覧化、定例の蓄積 並べ替え・フィルタ・関数・色分けが得意 長文の文章が書きにくい、印刷で崩れやすい
Word 社外提出、正式文書、印刷・PDF配布 体裁が整い、署名・押印欄も作りやすい 一覧管理や進捗追跡が苦手
Googleドキュメント / スプレッドシート 複数人での同時編集、URL共有、リモート会議 リアルタイム共同編集、コメント機能、共有が一瞬 オフラインに弱い、社内で利用制限がある場合も

ざっくり言えば、管理したいならExcel、見せたいならWord、共有したいならGoogleです。

たとえば、毎週の定例会議で「先週のToDoが終わったか」を追いかけたいなら、Excelで一覧にして進捗を色分けするのが圧倒的に楽です。一方、取引先との打ち合わせ内容を正式な記録として残し、PDFで送るなら、体裁の整うWordが安心です。在宅メンバーと画面を共有しながらその場で書き込むなら、Googleドキュメントの同時編集が最も快適です。

「1つに絞らないといけない」と思い込む必要はありません。私の場合、社内の定例はGoogleスプレッドシート、ToDo管理を厳密にやるプロジェクトはExcel、社外提出はWord、と3つを併用しています。

どの形式でも共通:議事録テンプレートの必須項目

形式を選ぶ前に、まずどの議事録にも共通して入れるべき項目を押さえておきましょう。これが土台になります。ExcelでもWordでもGoogleでも、入れる中身は同じです。

  1. 会議名 — 何の会議か(例:第12回 商品開発定例)
  2. 日時 — 開催日と時間(例:2026/6/26 14:00〜15:00)
  3. 場所 — 会議室名、またはオンラインツール名(Zoom / Teams など)
  4. 参加者・欠席者 — 出席した人と欠席した人
  5. 作成者 — 議事録を書いた人
  6. 議題(アジェンダ) — その会議で話し合う論点
  7. 決定事項 — 会議で決まった結論
  8. アクションアイテム — 誰が・いつまでに・何をするか(担当者と期限)
  9. 保留・継続検討事項 — 結論が出なかった、次回に持ち越す論点
  10. 次回会議の予定 — 次回の日時や議題

この10項目のうち、特に7番(決定事項)と8番(アクションアイテム)は議事録の心臓部です。ここさえしっかりしていれば、ほかの項目が多少簡素でも「使える議事録」になります。逆に、ここが曖昧だと、どれだけ体裁を整えても「読み返しても何も分からない議事録」になってしまいます。

補足:決定事項とアクションアイテムは、必ず別々の欄に分けてください。「決まったこと」と「やること」を同じ欄に混ぜると、決定はされたのに誰も動かない、という会議でいちばん多い事故が起きます。

それでは、この項目構成を実際に各ツールへ落とし込んでいきます。

Excelで議事録テンプレートを作る

検索でこの記事にたどり着いた方の多くは、おそらく「Excelで議事録テンプレートを作りたい・探している」のだと思います。Excelは、ToDo管理と一覧化が必要な議事録に最も強い形式です。

基本レイアウトの作り方

私が実際に使っているExcel議事録の構成は、シンプルにこうです。

  • 上段(ヘッダー):会議名・日時・場所・参加者・作成者をセル結合で見やすく配置
  • 中段:議題(アジェンダ)の箇条書き
  • 下段その1:「決定事項」の表(No / 内容)
  • 下段その2:「アクションアイテム」の表(No / 内容 / 担当者 / 期限 / 状態)

ポイントは、決定事項とアクションアイテムを2つの独立した表に分けることです。先ほど触れた通り、これを混ぜないだけで議事録の質が一段上がります。

Excelならではの時短テクニック

Excelで作る最大のメリットは、手作業を機能で肩代わりできることです。実際に使って効果が大きかったものを挙げます。

  • 入力規則(ドロップダウン)でステータス選択アクションアイテムの「状態」列に「未着手 / 対応中 / 完了」のドロップダウンを設定します。手打ちの表記ゆれ("済" "完了" "done" が混在する、など)がなくなり、後で集計しやすくなります。

  • 条件付き書式で完了行を色分け「状態」が「完了」になった行に自動でグレーの背景を付ける条件付き書式を設定すると、未完了のToDoだけが一目で浮き上がります。定例で「残っているタスクはどれか」を確認する時間が劇的に減りました。

  • 期限が近いセルを赤くする期限列に「TODAY()関数」を使った条件付き書式を入れ、期限が過ぎた・近いセルを赤く表示すれば、放置されたタスクに気づけます。

  • シートを月別・回別に分けて蓄積定例会議なら、1シート=1回として同じテンプレートをコピーしていけば、そのまま会議の履歴になります。過去の決定をさかのぼって確認するのも簡単です。

テンプレートとして保存する

毎回ゼロから作らないために、完成したシートはExcelテンプレート形式(.xltx)で保存しておきましょう。こうしておけば、ダブルクリックするだけで前回の内容が入っていない「まっさらな新規議事録」が開きます。普通の.xlsxをコピーして使う方法でもよいのですが、誤って前回分を上書きする事故を防げる点で.xltxがおすすめです。

Googleスプレッドシートでも考え方はまったく同じで、ドロップダウンは「データの入力規則」、色分けは「条件付き書式」で同じことが実現できます。リモートメンバーと同時に書き込みたいならスプレッドシート版を作っておくと便利です。

Wordで議事録テンプレートを作る

Wordが向いているのは、「読ませる・配る・残す」正式文書としての議事録です。社外提出、稟議に添付、印刷して回覧、PDF化してメール送付——こうした場面ではWordの体裁の良さが効きます。

Wordテンプレートの構成

Wordの場合は、表(テーブル)と見出しを組み合わせて作ります。

  • 文書上部にタイトル「○○会議 議事録」を大きく配置
  • その下に基本情報の小さな表(日時・場所・参加者・作成者)
  • 本文を見出し(議題 → 決定事項 → アクションアイテム → 保留事項)で区切る
  • アクションアイテムだけは表形式にして、担当者・期限の列を設ける
  • 末尾に必要なら承認欄(確認者の署名・押印スペース)を置く

Excelと違って一覧管理は苦手ですが、1回の会議を1枚の読み物として完結させるのはWordの得意分野です。長めの背景説明や経緯を文章で書きたいときも、Wordのほうが自然に書けます。

Wordで作るときのコツ

  • 「見出しスタイル」を使う:手動で文字を大きくするのではなく、Wordの「見出し1・見出し2」スタイルを使うと、目次の自動生成やナビゲーションが効いて長い議事録でも迷子になりません。
  • Wordテンプレート形式(.dotx)で保存:Excelの.xltxと同じく、毎回まっさらな状態から書き始められます。
  • PDFで配布する:社外に送るときは、レイアウト崩れや誤編集を防ぐためPDFに書き出してから送るのが安全です。

私の実感として、Wordは「きれいに残せる」一方で、ToDoの進捗を追いかける用途には向きません。Wordで作った議事録のアクションアイテムは、結局あとからExcelやタスク管理ツールに転記することになりがちです。配布用はWord、管理用はExcelと割り切ると、二度手間に見えて実は一番スムーズでした。

Googleドキュメント/スプレッドシートで作る

リモートワークやハイブリッド会議が当たり前になった今、私が最もよく使うのがGoogleドキュメント・スプレッドシート版です。

Googleならではの強み

  • 同時編集:会議中に複数人で同じ議事録に書き込めます。書記が1人で抱え込まず、参加者が自分の発言や担当タスクをその場で追記できるのは大きな利点です。
  • URL共有が一瞬:作った議事録のリンクを送るだけで共有完了。ファイルを添付して送る手間も、バージョン違いの混乱もありません。
  • コメント・提案機能:内容に疑問があれば、本文を直接書き換えずコメントで確認できます。確認・修正のやり取りが文書の中で完結します。
  • 変更履歴が自動で残る:誰がいつ何を直したかが自動記録されるので、「言った・言わない」の確認にも使えます。

テンプレートギャラリーと自作の使い分け

Googleドキュメント・スプレッドシートには、もともとテンプレートギャラリーに「会議メモ」系の雛形が用意されています。まず試すには十分ですが、項目が自社の会議に合わないことも多いので、本記事の必須項目をベースに自分用のテンプレートファイルを1つ作り、毎回「コピーを作成」して使う運用が、結局いちばん早くて快適です。

ToDoの進捗を厳密に追うならスプレッドシート版、議論の流れや背景を文章で残すならドキュメント版、と使い分けると無理がありません。

テンプレートがあっても残る「手で書く」しんどさ

ここまで、Excel・Word・Googleそれぞれのテンプレートの作り方を見てきました。テンプレートを用意すれば、「何を書くか」で迷う時間はなくなり、項目の抜け漏れも減ります。これは確実に効果があります。

ただ、テンプレートを用意しても解決しない問題が1つ残ります。それは、「会議を聞きながら、その場で文字を打つ」という作業そのものの負担です。

私自身、テンプレートを整えたことで「書く順番」の悩みはなくなりました。けれども、議論に集中したいのにキーボードを打つ手が止まらない、発言を聞き逃すまいとして自分の意見が言えない、会議後に「あれ、ここ何て言ってたっけ」と記憶があやふや——この根っこの部分は、テンプレートだけでは消えませんでした。

つまり、テンプレートは「書く内容の設計図」は与えてくれますが、「書く労力そのもの」は肩代わりしてくれないのです。

「録音して、AIに下書きを作らせる」という選択肢

そこで私が取り入れたのが、会議を録音して、AIに議事録の下書きまで作ってもらうという方法でした。

たとえばメモリス(Memolith)は、スマホで録音するだけでAIが議事録を自動作成するiOS/Androidアプリです。専用のレコーダーやデバイスは不要で、いつも持っているスマホ1台で完結します。日本語・英語に対応しています。

私の使い方は、こうです。

  1. 会議が始まったら、スマホのアプリで録音ボタンを押すだけ
  2. 会議中は議論に集中する(テンプレートの「決定事項」「アクションアイテム」の欄を頭に置いて聞くと、後の整理が楽です)
  3. 終わったら、AIが作った議事録の下書きを、用意しておいたExcel・Word・Googleのテンプレートに整えて流し込む

この流れにしてから、「聞きながら打つ」しんどさから解放されました。テンプレートは最終的な体裁を整えるための型として使い、ゼロから打ち込む部分はAIの下書きに任せる、という分担です。テンプレートとAIは対立するものではなく、組み合わせると一番効くというのが正直な実感です。

メモリスには、議事録作成のほかに、認識のズレを検知する機能や、交渉戦略の支援、過去の会議にAIで質問できる「Ask Memolith」といった機能もあります。料金は、登録後に3回まで無料で試せるトライアルがあり、その後は月20回作成できるエリート(830円/月)、月50回のエグゼクティブ(1,380円/月)が用意されています。音声データはAIの処理が完了したあとに自動で即時削除されるため、機密性の高い会議でも扱いやすい設計です。

もちろん、AIの下書きをそのまま提出するのではなく、人が決定事項とアクションアイテムを確認・修正するひと手間は残ります。ですが、ゼロから全文を打つのに比べれば、かかる時間は大きく変わりました。

録音から議事録を作るツールは他にもあります。たとえばNotta、AutoMemo(オートメモ)、PLAUD NOTE、LINE WORKS AiNoteなど、無料枠や対応デバイス、月の利用時間はサービスごとに異なります(2026年6月時点・最新は各公式でご確認ください)。スマホ完結がよいか、専用デバイスを使うか、無料でどこまで使えるかで選びます。ツール選びの詳細は別記事で扱っています。

まとめ:用途で形式を選び、AIで楽をする

最後に、この記事の要点を整理します。

  • 議事録テンプレートは形式の優劣ではなく用途で選ぶ管理ならExcel、見せるならWord、共有ならGoogle
  • どの形式でも必須項目は共通。特に決定事項とアクションアイテムは別欄に分けるのが鉄則。
  • Excelはドロップダウンや条件付き書式で進捗管理が圧倒的に楽。.xltxでテンプレート保存を。
  • Wordは配布・印刷・正式文書向き。管理用にはExcelへの転記を前提にすると割り切れる。
  • Googleは同時編集とURL共有が強み。自作テンプレを「コピーを作成」で回すのが快適。
  • テンプレートは「書く内容の設計図」。「書く労力」までは肩代わりしないので、録音+AIの下書きと組み合わせると、会議に集中しながら短時間で議事録が仕上がる。

まずは、本記事の必須項目をベースに、自分の会議でいちばん使う形式で1枚テンプレートを作ってみてください。 それだけで、来週の議事録はずっと楽になります。そのうえで「書く作業そのもの」を軽くしたくなったら、メモリス(Memolith)のようなAI議事録アプリを無料トライアルで試してみるのも一つの手です。

テンプレートの中身そのものをもっと深く知りたい方は議事録テンプレートの基本構成を、書き方のテクニックは議事録の書き方のコツを、あわせて読んでみてください。

よくある質問

議事録テンプレートはExcelとWordのどちらで作るべきですか?

決定事項やアクションアイテムを一覧で管理し、担当者や期限でフィルタ・並べ替えしたいならExcelが向いています。一方、社外に提出したり印刷・PDF配布したりする正式な文書として残すならWordが向いています。複数人でリアルタイムに同時編集したい、URLで共有したいという場合はGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートが便利です。用途で使い分けるのがおすすめです。

議事録テンプレートに最低限入れるべき項目は何ですか?

会議名、日時、開催場所(オンラインの場合はツール名)、参加者・欠席者、議題(アジェンダ)、決定事項、アクションアイテム(担当者と期限)、保留・継続検討事項、次回会議の予定の9項目が基本です。特に決定事項とアクションアイテムは議事録の核なので、必ず独立した欄を用意してください。これらが揃っていれば、形式がExcelでもWordでもGoogleでも役割を果たせます。

無料の議事録テンプレートはどこで手に入りますか?

Microsoft公式のテンプレートサイトやGoogleドキュメント・スプレッドシートのテンプレートギャラリーに、無料で使える議事録の雛形が用意されています。ただし汎用テンプレートは項目が多すぎたり自社の会議に合わなかったりすることが多いため、本記事の項目構成をベースに自分で1枚作っておくほうが結果的に早く、使い続けやすくなります。

議事録AIを試してみませんか?

難しい設定は不要です。いつもの会議で、録音ボタンを押すだけ。面倒な議事録作成から解放されましょう。

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