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2026年06月26日

1on1の議事録の書き方|記録項目と続けるコツ

この記事の要点

1on1の議事録は『前回の宿題・今日の話題・部下のネクストアクション・上司のフォロー』の4点を毎回同じ型で残すのがコツです。発言の全文記録ではなく、次の1on1につながる『継続の記録』に絞ると、回を重ねるほど対話が深まります。録音とAIを使えば、メモに気を取られず相手に集中できます。

「1on1が終わると、何を話したか思い出せない」「前回決めたことが、いつの間にか流れてしまう」——そんなモヤモヤを抱えていませんか。

1on1は、続けること自体は難しくありません。難しいのは、1回ごとの対話を次につなげることです。記録が残っていないと、毎回ゼロからの雑談になり、「結局この時間って意味あるんだっけ?」という空気になっていきます。逆に、たった数行でも記録が積み上がっていれば、1on1は回を重ねるほど深まる対話の場に変わります。

私自身、部下との1on1を続けてきて痛感したのは、議事録の良し悪しは「何を書くか」より「何を残さないか」で決まるということでした。発言を全部書こうとすると続かず、書くこと自体が目的化して相手の話を聞けなくなる。逆に要点を絞り込んだら、記録は軽くなり、対話の質はむしろ上がりました。

この記事では、1on1の議事録に絞って、そのまま使える記録項目のテンプレート毎週続けるための運用のコツ、そしてメモに気を取られず相手に集中する方法を、実体験ベースでまとめます。読み終わる頃には、「次の1on1から、自分の記録の型が決まった」と感じられるはずです。

※本記事で触れるツールの料金・仕様は2026年6月時点の公開情報に基づきます。最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。

なぜ1on1に議事録が必要なのか

「1on1は雑談に近いものだから、わざわざ議事録なんて大げさでは?」と感じる人もいるかもしれません。実際、堅い議事録フォーマットを持ち込むと、相手は構えてしまい、本音が出にくくなります。

それでも1on1に記録が必要なのは、目的が普通の会議とは違うからです。1on1の議事録は、「決定事項を証拠として残す」ためではなく、「対話の連続性を保つ」ために存在します。

連続性が保たれていない1on1は、こんな状態に陥ります。

  • 前回「来週やってみます」と言ったことが、誰も覚えていない
  • 部下が3週間前から同じ悩みを口にしているのに、上司が気づけない
  • 評価や異動の面談になって初めて「そういえば前にこんな話を」と思い出す

これは部下のためにも、上司のためにもなりません。1on1の議事録は、過去の自分と未来の自分をつなぐバトンです。だからこそ、議事録の本質である「あとで見返して次の行動に移れるか」という基準は、1on1でもそのまま当てはまります。議事録一般の考え方は議事録の書き方の基本でも整理しているので、土台として読んでおくと理解が深まります。

1on1の議事録に残すべき4つの記録項目

ここが本記事の核心です。1on1の議事録は、毎回まったく同じ型にするのが最大のコツです。型が決まっていれば、書くほうも読むほうも迷いません。私が使っているのは、次の4項目だけのシンプルな構成です。

1. 前回の宿題(ネクストアクションの進捗)

議事録の一番上に置くのがポイントです。前回決めたアクションが今どうなっているかを書く欄を冒頭に作っておくと、1on1の最初に必ずそこを一緒に見る習慣ができます。

これがあるだけで、「言いっぱなし・やりっぱなし」がほぼ消えます。進捗は「完了/進行中/止まっている」の3段階で十分。止まっている場合は、なぜ止まったかを一言添えると、それ自体が次の対話のきっかけになります。

2. 今日話したテーマの要点

その日に話した内容を、テーマごとに箇条書きで残します。ここで大事なのは、発言を一言一句書こうとしないことです。

私はテーマを大きく3つの引き出しに分けて記録しています。

  • 業務・進捗:いま抱えている仕事、困っていること
  • キャリア・成長:将来やりたいこと、伸ばしたいスキル
  • コンディション:体調、チーム内の人間関係、モチベーション

毎回すべてを埋める必要はありません。その日に出た話題だけを、該当する引き出しに数行で放り込めば十分です。

3. ネクストアクション(担当と期限つき)

1on1を「ただのいい話で終わった時間」にしないために、必ず1つは具体的な次の行動を残します。 「誰が・いつまでに・何をするか」をセットで書くのが鉄則です。

見落としがちですが、ネクストアクションは部下側だけのものではありません。上司が引き取るフォロー(例:「他部署に確認しておく」「研修の枠を調べる」)も同じ欄に書くと、1on1が一方的な詰めの場ではなく、双方向の約束の場になります。決定事項とToDoの整理の仕方は決定事項とネクストアクションの残し方で詳しく解説しています。

4. 次回までに気になる点

末尾に、次の1on1で触れたいことをメモしておく欄を置きます。「この前の話、その後どうなったか聞きたい」「最近少し元気がなさそうだったので様子を見たい」——こうした小さな気づきは、放っておくと忘れます。ここに書き留めておくだけで、次回の冒頭が驚くほどスムーズになります。

この4項目を上から順に並べるだけで、1on1の議事録テンプレートは完成です。新しい話題を増やすのではなく、毎回この型を埋めることを意識してください。

1on1の議事録を「続ける」ための運用のコツ

良い記録項目を決めても、続かなければ意味がありません。1on1の議事録が三日坊主で終わる原因は、ほぼ決まっています。「書くのが面倒」「書くのに気を取られて話に集中できない」の2つです。ここを運用で解決します。

コツ1:1つのファイルに追記し続ける

1回ごとに新しいファイルを作るのはやめましょう。相手ごとに1つのファイルを用意し、上に新しい回を追記していく形にすると、過去のやり取りが自然と一覧になります。前回の宿題を確認するのも、3か月前に同じ悩みを話していたと気づくのも、このスタイルだからこそです。

コツ2:「その場で」書き終える

議事録を後回しにすると、記憶が薄れて再生に時間がかかり、結局たまっていきます。1on1の議事録は、話しながら、もしくは終了直後の数分で完結させるのが鉄則です。型が決まっていれば、これは十分に可能です。

コツ3:メモは取らず、対話に集中する

これが最も伝えたいコツです。1on1は、相手の表情や声のトーンから本音を汲み取る時間です。下を向いてメモを取っていては、その肝心な部分を見逃します。

私が行き着いた答えは、記録は録音とAIに任せ、自分は聞くことに専念するというスタイルでした。1on1ではこの「聞くことへの集中」が、ほかのどんな会議よりも効いてきます。

メモを取らずに1on1の議事録を残す——AI活用という選択肢

「対話に集中したい、でも記録もきちんと残したい」。この一見矛盾する願いを叶えるのが、録音とAIの組み合わせです。

私が実際に使っているのが、スマホで録音するだけでAIが議事録を自動作成するメモリス(Memolith)です。専用デバイスは不要で、iPhoneでもAndroidでも、アプリを起動して録音ボタンを押すだけ。1on1が終わると、要約された議事録の下書きが手元にできています。

1on1という用途で、私が特に助けられている点を正直に挙げます。

  • メモから解放される:録音に任せられるので、1on1の間ずっと相手の顔を見て話せる。これが一番大きい。
  • 後から質問できる:「Ask Memolith」で、過去の1on1にAIで質問できる。「この部下が前にキャリアの話をしたのはいつだっけ」といった振り返りが一瞬で済む。
  • 言った・言わないが減る:認識ずれ検知の機能があり、お互いの理解のズレに気づきやすい。

料金は、まず無料トライアルで登録後3回まで議事録作成とAsk Memolithを試せます。続ける場合はエリート(830円/月・月20回)やエグゼクティブ(1,380円/月・月50回)があり、毎週の1on1にちょうど収まる回数感です。デリケートな話題を扱う1on1では気になるセキュリティ面も、AIの処理が完了した後に音声データを即時自動削除する仕様なので、安心して使えています。対応音声形式はm4a/mp3/webm/mp4/wav/mpga/mpegと幅広く、日本語・英語の両方に対応しています。

なお、AIで議事録を無料で作る方法そのものを比較したい方は、AI議事録を無料で作る方法も参考にしてください。1on1に限らず、議事録作成全体の時短につながります。

もちろん、AIが作る下書きをそのまま完成版にする必要はありません。1on1ならではの「行間」や「本人の同意が必要な機微な内容」は、人の目で確認しながら整えるのが前提です。AIは記録の手間を消す道具であって、対話の責任を肩代わりするものではありません。

1on1の議事録でやってはいけないこと

最後に、信頼関係を壊しかねない注意点を3つだけ。

  1. 本人の同意なく機微な内容を共有しない:体調・人間関係・キャリアの悩みを、無断で上長や人事に回さない。共有範囲は最初に二人で決める。
  2. 詰問の証拠として使わない:「前回こう言ったよね」と過去の記録を相手を追い込む道具にすると、1on1で本音が出なくなる。記録は支援のために使う。
  3. 完璧を目指して挫折しない:きれいな議事録より、続く議事録のほうが価値がある。数行でいいので、止めないことを最優先にする。

まとめ:1on1の議事録は「続く記録」を目指す

1on1の議事録で大切なのは、立派な文書を作ることではありません。前回の宿題・今日の話題・ネクストアクション・気になる点という4つの型を、毎回同じ形で軽く残し続けることです。

そして、その記録のために対話の質を犠牲にしては本末転倒です。メモは録音とAIに任せ、自分は目の前の相手に集中する。この役割分担ができたとき、1on1は「やらなきゃいけない時間」から「毎回少し前に進める時間」に変わります。

まずは次の1on1で、この4項目のテンプレートを試してみてください。記録を自動化して相手に集中したいと感じたら、メモリス(Memolith)の無料トライアルで、録音するだけで議事録ができる体験を確かめてみるのがおすすめです。あなたの1on1が、回を重ねるほど深まる対話になりますように。

よくある質問

1on1の議事録は上司と部下どちらが書くべきですか?

原則は部下が書くのがおすすめです。自分の言葉で記録することで内省が深まり、ネクストアクションが自分ごとになります。ただし負担が偏らないよう、議事録を残す目的とフォーマットは上司側が用意し、書く作業自体はAIの録音文字起こしに任せると、どちらの立場でも続けやすくなります。

1on1の議事録には何を書けばいいですか?

前回の宿題の進捗、今日話したテーマの要点、決まったネクストアクション(担当と期限)、次回までに気になる点の4つが基本です。発言を一言一句書く必要はありません。次の1on1で見返したときに、対話が続いていると分かる情報だけを残すのがコツです。

1on1の議事録はどこまで共有していいですか?

体調・人間関係・キャリアの悩みなどデリケートな話題は、本人の同意なく上長や人事に共有しないのが信頼関係の基本です。議事録は原則として上司と部下の二人で見るものと位置づけ、共有範囲は最初に二人で取り決めておくと安心して話せる場になります。

議事録AIを試してみませんか?

難しい設定は不要です。いつもの会議で、録音ボタンを押すだけ。面倒な議事録作成から解放されましょう。

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