Zoom文字起こしのやり方|ライブ字幕とAI要約の手順
Zoomは会議中にライブ文字起こし(字幕)を表示でき、有料プランではAI Companionが会議の要約まで自動生成します。設定はホストがWeb管理画面でオンにし、会議画面の『字幕』ボタンを押すだけ。日本語の精度は話し方と発言の被りに左右されるため、要約はそのまま使わず決定事項だけ確認するのが安全です。
「Zoomの会議、毎回あとから録画を見返して議事録を書くのがしんどい……」 「会議中に自動で文字起こしされたら、聞き逃しもメモも一気に楽になるのに」
そう思って「zoom 文字起こし」と検索した方は、きっと正解にたどり着いています。Zoomには会議中にリアルタイムで字幕を出す機能があり、有料プランなら会議の要約まで自動で作るAI Companionも使えます。 うまく設定すれば、会議をしながら文字が流れ、終わった瞬間に要点がまとまっている、という状態を作れます。
ただ、いざ使おうとすると「字幕ボタンが見当たらない」「日本語が選べない」「要約がオンにならない」とつまずく人が本当に多い機能でもあります。私自身、最初は会議が始まってから設定をいじろうとして間に合わず、結局いつも通り手でメモを取るはめになりました。原因は単純で、多くの設定はホストが事前にWeb管理画面でオンにしておく必要があるからです。
この記事では、Zoomのライブ文字起こし(字幕)とAI Companionの要約を使うための正しい手順と設定の場所を、実体験ベースで整理します。さらに、日本語の精度を上げるコツと、AIが作った要約をそのまま議事録にしてはいけない理由まで踏み込みます。読み終わる頃には、次のZoom会議から迷わず文字起こしを使えるはずです。
なお、この記事は「会議中のリアルタイム文字起こしと要約」に絞って解説します。すでに手元にあるZoomの録画ファイルを後からまとめ直したい場合は、ファイルを丸ごと処理する方法を別記事で解説しているので、録画ファイルから文字起こし・議事録を作る方法を参照してください。
※本記事で触れるツールの料金・仕様は2026年6月時点の各社公開情報に基づきます。プランの種類・地域・OSの状況によって使える機能が変わるため、最新の内容は必ず各公式サイトでご確認ください。
Zoomの文字起こしには2つの機能がある
最初にここを押さえておくと、設定でつまずきません。Zoomで「文字起こし」と呼ばれる機能は、大きく2種類あります。
- ライブ文字起こし(字幕/キャプション):会議中に話した言葉がリアルタイムで画面に字幕として流れる
- AI Companionの会議要約:会議の内容をAIが要約し、決定事項やポイントを自動でまとめる
このうち、字幕は比較的広く使える一方、会議要約のAI Companionは有料プランに含まれる機能です。やりたいことが「会議中に文字を見たい」のか「終わったあとに要約がほしい」のかで、必要な準備が変わります。
検索する人の多くは、実は後者、つまり「会議が終わったら議事録の下書きができていてほしい」が本音です。まずはこの2つを混同しないことが、設定を成功させる近道です。
ライブ文字起こし(字幕)を表示する手順
会議中にリアルタイムで字幕を出す手順から見ていきます。ポイントは、ホスト側の事前設定と会議中の操作の2段階に分かれることです。
事前にホストがWeb管理画面でオンにする
字幕が会議画面に出ない原因の大半は、ここがオフのままだったというものです。
- ZoomのWebサイト(ブラウザ)にサインインする
- 「設定」→「ミーティング」内の字幕(キャプション)に関する項目を探す
- 字幕機能、および自動字幕(音声を自動でテキスト化する機能)をオンにする
- 言語設定で日本語が選べる状態になっているか確認する
組織でZoomを使っている場合、この設定を管理者がロックしていることがあります。自分の設定画面で項目がグレーアウトしていたら、社内のZoom管理者に有効化を依頼してください。
会議中に字幕ボタンを押す
事前設定が済んでいれば、会議中の操作はシンプルです。
- ミーティング画面の下部にある「字幕」(CC/Captions)ボタンをクリック
- 「字幕を表示」を選ぶと、話した内容がリアルタイムで画面下に流れ始める
- 言語メニューから日本語を選択する
- 参加者は各自のボタンで字幕の表示・非表示を切り替えられる
私が初めて使ったときに戸惑ったのは、字幕はあくまで「表示」であって、自動で保存されるとは限らない点でした。会議後に字幕の記録(トランスクリプト)を残すには、別途その保存機能や録画と組み合わせる必要があります。「字幕が出た=議事録が残る」ではないと覚えておいてください。
AI Companionで会議の要約を自動生成する
ここからが、議事録づくりを一番ラクにしてくれる部分です。AI Companionは、会議の内容をAIが要約し、終了後に要点をまとめてくれる機能です。
有料プランで使える機能
AI Companionの会議要約は、有料プランに含まれる機能として提供されています。無料プランでは使えないのが一般的なので、「要約が出てこない」と悩む前に、まず自分のプランで対象になっているかを確認しましょう。
要約を有効にする流れ
- ホストがWeb管理画面でAI Companionの会議要約を有効にしておく
- 会議中、AI Companionのメニューから「会議要約をオンにする」を選ぶ
- 参加者には要約が開始された旨が表示される(透明性のための通知)
- 会議終了後、要約と要点(次のアクションなど)が自動で生成される
実際に使うと、「何が決まったか」「誰が何をやるか」のたたき台が会議直後に手元にある状態は、想像以上に快適です。ゼロから議事録を書くのと、要約を直すだけなのとでは、心理的な負担がまるで違います。
ただし、ここで油断は禁物です。次の章で、その理由を正直にお伝えします。
Zoomの文字起こし・要約の「精度の限界」を正直に
便利な機能ですが、過信は禁物です。実際に運用してみて分かった、日本語ならではの弱点を共有します。
- 発言が被ると弱い:複数人が同時に話すと、文字起こしが途切れたり混ざったりしやすい
- 固有名詞・専門用語が苦手:社名、人名、製品名、業界用語は誤変換が残りやすい
- 数字と日付は要注意:金額や期日は議事録で最も重要なのに、AIが取り違えることがある
- 要約は「言った/決まった」の区別が曖昧になりがち:検討中の話を決定事項のように書いてしまうことがある
つまり、Zoomの文字起こしと要約は「優秀な下書き」であって、完成品ではありません。私の運用ルールはシンプルで、決定事項・担当者・期日・固有名詞だけを会議直後に見直すこと。ここだけ押さえれば、配布できる議事録まで数分で仕上がります。
精度を一段上げるコツも実体験から挙げておきます。
- 発言が被らないよう、ファシリテーターが一言ずつ区切って進める
- 重要な数字や決定は、口頭で「つまり〇〇ということですね」と言い直す(AIも拾いやすくなる)
- マイク環境の悪い参加者がいると全体の精度が落ちるため、静かな場所からの参加を促す
会議の進め方そのものを見直したい方は、Web会議の議事録を自動化する考え方もあわせて読むと、ツールと運用の両面が整理できます。Zoom以外、たとえばTeamsで議事録を自動化する方法も基本の考え方は共通です。
「録画したけど要約がない」ときの現実的な選択肢
ここまではZoomの中で完結する方法でした。ですが、こんなケースは少なくありません。
- AI Companionが使えないプランだった
- 字幕も要約もオンにし忘れたまま会議が終わった
- とりあえず録画だけは手元にある
この場合、録画した音声ファイルを丸ごとAIに処理させて、文字起こしと議事録を作るのが現実的です。Zoomのライブ機能が「会議中」に効くのに対し、こちらは「会議後」に効くアプローチで、過去の会議もまとめて救済できます。
私自身、要約を取り忘れた会議は、録画から音声を取り出して専用アプリに渡し、議事録を起こし直しています。実は、こちらの「あとから処理」のほうが、固有名詞の修正や見直しが落ち着いてできて、結果的に精度の高い議事録になることも多いです。手順は録画ファイルから文字起こし・議事録を作る方法に詳しくまとめています。
そして、もしそもそも録音から議事録まで一気にラクにしたいなら、専用アプリを使うのが結局いちばん手間が少ない、というのが正直な実感です。
たとえば私が日々使っているメモリス(Memolith)は、スマホで録音するだけでAIが議事録を自動作成するiOS/Androidアプリです。専用デバイスは不要で、対応する音声ファイル(m4a/mp3/webm/mp4/wav/mpga/mpeg)を渡せば文字起こしから議事録までを自動でこなします。Zoomの録画から取り出した音声を投げるだけで議事録の下書きができるので、「要約を取り忘れた会議」の救済にも向いています。
メモリスの特徴を簡単に挙げると、次のとおりです。
- 高精度の議事録に加え、認識ずれ検知で取り違えやすい箇所に気づける
- Ask Memolithで、過去の会議内容をあとからAIに質問できる(「あの件、結論は?」が一発)
- 交渉戦略支援・コーチングなど、議事録の先の活用まで踏み込める
- セキュリティ面では、AI処理の完了後に音声データを即時自動削除する
- 料金は無料トライアル(登録後3回の議事録作成+Ask Memolith)から試せ、続けるならエリート 830円/月(月20回)、エグゼクティブ 1,380円/月(月50回)
「まず録画から議事録づくりを試したい」という方は、無料トライアルで自分のZoom録画を1本処理してみると、手作業との差が体感できるはずです。
まとめ:Zoomの文字起こしは「事前設定」で9割決まる
最後に要点を整理します。
- Zoomの文字起こしにはライブ字幕とAI Companionの要約の2種類がある
- 字幕は会議中にリアルタイム表示でき、ホストの事前設定と会議中の字幕ボタンで使える
- AI Companionの要約は有料プランに含まれる機能で、会議後に要点が自動でまとまる
- どちらも事前にホストがWeb管理画面でオンにしておくことが成功の鍵
- 文字起こし・要約は優秀な下書きだが、決定事項・担当者・期日・固有名詞だけは必ず人が確認する
- 設定し忘れて録画だけが残ったときは、録画ファイルを丸ごとAIに処理させるのが現実的
Zoomの文字起こしは、コツさえ掴めば議事録づくりの負担を大きく減らせます。まずは次の会議の前に、Web管理画面で字幕とAI Companionをオンにしておくこと。これだけで体験が一変します。
そして「会議中の設定に頼らず、録音から議事録まで自動化したい」と感じたら、メモリス(Memolith)の無料トライアルで一度、自分の会議を議事録にしてみてください。手で起こしていた時間が、まるごと別の仕事に使えるようになります。
よくある質問
Zoomの文字起こしは無料プランでも使えますか?
会議中に字幕を表示するライブ文字起こし自体は、基本的なミーティングで利用できる場合があります。ただし会議内容を自動で要約するAI Companionは有料プランに含まれる機能で、無料プランでは使えないことが一般的です。利用できる範囲はプランやアカウントの種類、地域によって異なるため、最新の対応状況は必ずZoom公式でご確認ください。
Zoomの文字起こしを日本語で表示するには?
会議画面下部の字幕ボタンから字幕をオンにし、表示言語に日本語を選びます。ホスト側でアカウントの設定として字幕(キャプション)機能と日本語が有効になっている必要があります。組織アカウントの場合は管理者が機能を許可していないと参加者側では選べないため、表示されないときはホストや管理者に確認してください。
Zoomの文字起こしや要約はそのまま議事録にできますか?
下書きとしては有用ですが、無修正の配布は避けたほうが安全です。発言が被った箇所、固有名詞、数字、決定事項、担当者はAIが取り違えやすいポイントです。会議後にその部分だけ人の目で確認して直せば、短時間で配布できる議事録に仕上がります。録音ファイルから後でまとめ直したい場合は、ファイルを丸ごと処理できる専用ツールが向いています。
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難しい設定は不要です。いつもの会議で、録音ボタンを押すだけ。面倒な議事録作成から解放されましょう。
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