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2026年06月26日

Zoom録画の文字起こし方法|後から議事録にする全手順

この記事の要点

Zoomの録画は、クラウド保存ならトランスクリプト機能で、ローカル保存(mp4)ならAIツールにアップロードして後から文字起こしできます。会議中に字幕や要約をオンにし忘れても、録画ファイルさえ残っていれば議事録化は可能です。音声を取り出してAIに渡し、固有名詞と決定事項だけを人が直せば、配布できる議事録が数分で完成します。

「Zoomの会議は録画してあるのに、結局あとで見返して議事録を手で書く羽目になっている……」 「AI要約をオンにし忘れたまま会議が終わって、手元には録画ファイルだけが残った」

そんな状況で「zoom 録画 文字起こし」と検索した方に、まず安心してほしいことがあります。録画ファイルさえ残っていれば、会議が終わったあとでも文字起こしと議事録づくりはちゃんとできます。 会議中の設定を逃しても、リカバリーは十分に効きます。

私自身、Zoomの録画は溜まっているのに「これを全部見返すのは無理だ」と放置していた時期がありました。1時間の録画を見返しながら議事録を書くと、それだけで半日が消えます。けれど、録画を丸ごとAIに処理させる方法に切り替えてからは、過去に溜めた録画も含めて、聞き直さずに議事録化できるようになりました。

この記事では、手元にあるZoomの録画ファイルを「後から」文字起こしして議事録に仕上げる手順を、クラウド録画とローカル録画の違いも含めて実体験ベースで整理します。会議中のリアルタイム字幕やAI要約の設定方法ではなく、録り終わった録画をどう処理するかに絞った内容です。読み終わる頃には、放置していた録画フォルダを一掃できるはずです。

なお、会議「中」にリアルタイムで字幕や要約を出す設定を知りたい方は、Zoom文字起こしのやり方(ライブ字幕とAI要約)を参照してください。この記事はあくまで「録り終わった録画を後処理する」方法に特化しています。

※本記事で触れるツールの料金・仕様は2026年6月時点の各社公開情報に基づきます。プランの種類・地域・OSの状況によって使える機能が変わるため、最新の内容は必ず各公式サイトでご確認ください。

まず確認:あなたの録画は「クラウド」か「ローカル」か

後処理の方法は、その録画をどこに保存したかで変わります。ここを最初に切り分けておくと、無駄な遠回りをせずに済みます。

  • クラウド録画:Zoomのサーバー側に保存され、Web管理画面(ブラウザ)から見られる録画
  • ローカル録画:自分のPCのフォルダに保存され、mp4などのファイルとして手元にある録画

クラウド録画にはトランスクリプト(文字起こし)が一緒に生成されていることがあり、その場合は録画と並んでテキストをダウンロードできます。一方、ローカル録画は基本的に映像と音声のファイルが残るだけなので、文字起こしは別のAIツールに通す必要があります。

私の体感では、「結局どちらでも、最後はAIに音声を渡すのが一番ラク」でした。クラウドのトランスクリプトも便利ですが、後述する精度の問題や、複数の録画をまとめて扱いたい場面では、ファイルをAIに渡す方法のほうが融通が利きます。まずは自分の録画がどちらかを確認したうえで、次の手順に進んでください。

クラウド録画のトランスクリプトを取得する

クラウドに録画している場合、運がよければ文字起こしがすでに出来上がっています。

Web管理画面から録画とトランスクリプトを開く

  1. ZoomのWebサイト(ブラウザ)にサインインする
  2. メニューから「録画」(レコーディング)を開く
  3. 対象の会議の録画を選ぶ
  4. 録画と一緒にトランスクリプト(文字起こし)が生成されていれば、その項目からテキストを表示・ダウンロードできる

トランスクリプトが見当たらない場合は、録画時に音声の自動文字起こし(オーディオトランスクリプト)の設定がオフだった可能性が高いです。この設定は会議の前にオンにしておく必要があり、後からさかのぼって生成できないことが一般的です。

トランスクリプトが無い・精度が低いとき

トランスクリプトが無かったり、読んでみて誤変換が多かったりすることは珍しくありません。その場合は無理にそれを直そうとせず、クラウド録画そのものをダウンロードして、AIツールに渡し直すほうが結果的に早いことが多いです。次の章の「ローカル録画」と同じ手順で処理できます。

ローカル録画(mp4)をAIで文字起こしする基本手順

ここが本記事の中心です。手元にあるmp4などの録画ファイルを、AIで文字起こしして議事録に仕上げる流れを説明します。クラウド録画をダウンロードした場合も、ここから先は同じです。

手順1:録画ファイルを取り出す

まず、文字起こししたい録画をファイルとして手元に用意します。

  • ローカル録画:Zoomの保存先フォルダ(既定では「Documents/Zoom」内など)にある録画フォルダを開くと、映像付きのmp4と、音声だけのファイルが保存されていることがあります
  • クラウド録画:Web管理画面の録画一覧からダウンロードします

多くのAIツールはmp4をそのまま受け付けるため、わざわざ音声だけを抜き出す手間は不要なことが多いです。対応する形式は、m4a / mp3 / webm / mp4 / wav / mpga / mpeg あたりが一般的なので、自分の録画がこのリストに当てはまるかだけ確認しておきましょう。

手順2:AIツールにアップロードして言語を選ぶ

次に、その録画ファイルを文字起こしツールに取り込みます。Webサービスならドラッグ&ドロップ、スマホアプリなら録画(または音声)を選んで読み込ませるだけです。日本語の会議なら言語設定を日本語にしておくと、誤認識が大きく減ります。あとは実行を押して待てば、全文の下書きが出来上がります。

ファイルの取り出しから文字起こしまでの一般的な流れは、手元の録音・音声をAIでテキスト化する全手順でもデバイス別に詳しく整理しているので、ボイスメモやICレコーダーの音声も混ざっている方はあわせて読むと迷いません。

手順3:文字起こしを「議事録」に整える

AIが出した全文は「優秀な新人が取ったメモ」だと考えてください。そのまま配布するのではなく、決定事項・担当者・期日・固有名詞を中心に手直しして、議事録の形に整えます。

ここでのコツは、音声を頭から聞き直さないこと。テキストを読んで違和感のある箇所だけ、その部分の録画を再生して確認します。これだけで仕上げ時間がまるで違います。会議全体の流れを要約・決定事項・ToDoの形にまとめる考え方は、Web会議の議事録を自動化する方法で全体像を解説しています。

録画の文字起こしで精度が落ちる「3つの落とし穴」

便利な後処理ですが、過信は禁物です。録画から文字起こしする際、私が実際につまずいたポイントを正直に共有します。

1. 発言の被り

Web会議の録画で最も精度を落とすのが複数人の同時発言です。録画した時点で声が重なっていると、後からAIで処理しても分離は難しく、その箇所だけテキストが乱れます。これは後処理では直せないので、次回以降「一人ずつ話す」運用にするのが唯一の予防策です。

2. 固有名詞・数字・日付

社名、人名、製品名、金額、期日は、議事録で最も重要なのにAIが取り違えやすい部分です。ここだけは必ず人が確認する——これを運用ルールにしておくと、議事録の信頼性が一気に上がります。

3. マイク環境のばらつき

参加者の中に音声がこもっている人、ノイズの多い環境から参加している人がいると、その人の発言だけ精度が落ちます。録画後にできることは限られますが、「誰の発言が怪しいか」を把握しておくと、確認すべき箇所の当たりがつけやすくなります。

総じて、録画の文字起こしは「優秀な下書き」であって完成品ではありません。とはいえ、ゼロから書き起こすのに比べれば労力は桁違いに軽い、というのが正直な実感です。

実体験:録画を「あとから処理」するほうが、むしろ精度が高い

少し意外かもしれませんが、私は会議後に録画を処理するこのやり方のほうが、リアルタイム要約より仕上がりが良いと感じています。

理由はシンプルで、落ち着いて見直せるからです。会議中のライブ要約は、その場の進行に気を取られて確認がおろそかになりがちです。一方、録画からの後処理なら、コーヒーを飲みながらテキストを読み、引っかかった箇所だけ再生して直せます。固有名詞の修正も、急かされずにできます。

そして、後処理にはもう一つ大きな利点があります。過去に溜めた録画をまとめて救済できることです。要約を取り忘れた会議、設定が間に合わなかった会議、そもそも昔の録画——これらを一本ずつAIに通していけば、放置していた会議が全部「検索できる議事録」に変わります。私の場合、これで「あの件、結局どう決まったんだっけ」を録画から探す作業がほぼ消えました。

実際の運用で私が使っているのがメモリス(Memolith)です。スマホで録音するだけでAIが議事録を自動作成するiOS/Androidアプリで、専用デバイスは不要。Zoomの録画から取り出した音声(または対応形式の録画ファイル)を渡すだけで、文字起こしから議事録までを自動で仕上げてくれます。対応形式は m4a / mp3 / webm / mp4 / wav / mpga / mpeg で、Zoom録画の救済にそのまま使えます。

後処理で特に役立っていると感じるのは、次の点です。

  • 高精度の議事録に加え、認識ずれ検知で取り違えやすい箇所をAIが指摘してくれる(手直しの当たりが付く)
  • Ask Memolithで、過去の会議内容を後からAIに質問できる(「あの件の結論は?」が録画を聞き直さずに分かる)
  • 交渉戦略支援・コーチングで、議事録の先の活用まで踏み込める
  • セキュリティ面では、AI処理の完了後に音声データを即時自動削除するため、機密を含む商談の録画でも運用に乗せやすい

料金は、登録後に無料トライアル(3回の議事録作成+Ask Memolith)から試せて、続けるならエリート 830円/月(月20回)エグゼクティブ 1,380円/月(月50回)。日本語・英語に対応しています。「溜まったZoom録画を、聞き直さずに議事録にする」という目的に対して、過不足のない構成だと感じています。

主な文字起こしサービスの比較(2026年6月時点)

「録画の後処理に、結局どれを使えばいい?」という方向けに、代表的なサービスを整理します。料金や仕様は変わりやすいため、最新は各公式で必ず確認してください(以下は2026年6月時点の情報)。 ロゴ掲載や優劣の断定は避け、事実のみを並べます。

  • メモリス(Memolith):スマホ録音だけで議事録まで自動作成。録画から取り出した音声も処理可能。無料トライアル(3回)/ エリート830円・月20回 / エグゼクティブ1,380円・月50回。iOS・Android。日本語・英語。AI処理後に音声を即時自動削除。
  • Notta:無料は月120分(1回3分まで)/ プレミアム月1,980円〜(月30時間)。iOS・Android・Web対応で多言語。
  • AutoMemo(オートメモ):お試し無料は月1時間 / プレミアム月1,480円(月30時間・要約込み)。iOS・Android、専用ICレコーダーもあり。
  • PLAUD NOTE:専用デバイスが必須(本体 約27,500円〜)。スターター無料は月300分 / プロ年16,800円(月1,200分)。112言語対応。
  • LINE WORKS AiNote(旧CLOVA Note):月300分まで完全無料(データ提供で600分)。日英韓に対応。2025年8月にCLOVA Noteから移行。

選び方の目安は、「専用機を持たずスマホで録画も後処理も完結したい」ならアプリ型、「長時間の録画を頻繁に処理する」なら録音時間の上限が広いプランです。自分が抱えている録画の量と機密性に合わせて選ぶと失敗しません。

まとめ:録画さえ残っていれば、議事録は後から取り戻せる

最後に要点を整理します。

  • Zoom録画の文字起こしは、まずクラウド録画かローカル録画かを見分けるところから始まる
  • クラウド録画はWeb管理画面からトランスクリプトを取得できる場合がある
  • ローカル録画(mp4)は、そのままAIツールにアップロードして文字起こしする
  • 仕上げは全文の聞き直しではなく、決定事項・担当者・期日・固有名詞の確認に集中する
  • 発言の被りや固有名詞は後処理では直しにくいので、重要箇所だけは人がチェックする
  • 後処理は落ち着いて見直せるぶん精度が上がりやすく、過去に溜めた録画もまとめて救済できる

会議中の設定を逃しても、録画さえ残っていれば議事録は後から取り戻せます。まずは放置していた録画フォルダから一本、AIに通してみてください。

「録画を聞き直して手で書く」作業を手放したくなったら、メモリスの無料トライアルで、自分のZoom録画を一本だけ議事録にしてみてください。手作業との差は、一度試せばはっきり体感できます。

よくある質問

Zoomの録画を後から文字起こしすることはできますか?

できます。クラウドに録画した場合はZoom側でトランスクリプト(文字起こし)が一緒に保存されていることがあり、Web管理画面からダウンロードできます。ローカルに保存したmp4の場合は、その録画ファイルをAIの文字起こしツールにアップロードすればテキスト化できます。会議中に字幕や要約をオンにし忘れていても、録画さえ残っていれば後から議事録にできます。

クラウド録画とローカル録画で文字起こしの方法は違いますか?

違います。クラウド録画はZoomのサーバー側で文字起こしが自動生成される設定があり、録画と一緒にトランスクリプトファイルを取得できる場合があります。一方ローカル録画は手元にmp4(や音声ファイル)が保存されるだけなので、文字起こしは別のAIツールに通す必要があります。どちらも仕上げに人の確認が必要な点は共通です。最新の対応状況はZoom公式で確認してください。

録画の文字起こしをそのまま議事録として配布してよいですか?

下書きとしては有用ですが、無修正での配布は避けたほうが安全です。固有名詞、金額、日付、決定事項、担当者はAIが取り違えやすいポイントです。テキストを読んで違和感のある箇所だけ該当の音声を聞き直し、重要な部分を人が確認してから配布すると、短時間で信頼できる議事録に仕上がります。

議事録AIを試してみませんか?

難しい設定は不要です。いつもの会議で、録音ボタンを押すだけ。面倒な議事録作成から解放されましょう。

高精度な文字起こし
AIによる自動要約

iOS / Android 対応