App IconMemolith
2026年07月30日 20:14

スマートグラス「盗撮疑惑」への対処、Solosはカメラを物理遮断する部品で応える

執筆: Takumi(Memolith開発者)
メモリスメモリスによる要約
  • Solosがカメラ塞ぎシールドと内部が透けるツルを追加販売
  • 狙いは録っていないことの視覚的証明
  • 同意は宣言でなく確認できる状態の設計問題になりつつある

スマートグラスには、発売当初からずっと同じ疑いがついてまわる。知らないうちに撮られているのではないか、という周囲の不信感である。メーカー側がいくら「録画中はLEDが光ります」と説明しても、その説明を聞いていない人には届かない。

その隙間を埋める動きとして、ギズモード・ジャパンが報じているのが、Solosの「プライバシーキット」だ。中身はクリップ式のシールドで、カメラのレンズ部分に取り付けると物理的に撮影ができなくなる。加えて、内部の部品がすべて透けて見えるスケルトンデザインのツルパーツも用意した。カメラの機構が入っていないことを、言葉ではなく見た目で証明する発想である。本体299ドルに対し、キットは79ドル。日本ではSolos V2がMakuakeでプロジェクト進行中と伝えられている。

ここで起きているのは、同意の証明方法の変化だ。「録りますと断ったかどうか」ではなく、「録っている状態が今、周囲から確認できるかどうか」に軸が移っている。これは会議の録音にもそのまま当てはまる話で、口頭で一度断っただけでは、途中から入室した人や録音の存在を忘れた人には効かない。アジェンダや議事録に録音した旨を明記して残す、端末を伏せずテーブルの見える位置に置く、といった「あとから誰でも確認できる」形にしておく手当てが、口頭確認より効く場面は多い。

Solosはカメラを持たないオーディオグラス「AirGo A6」も同時に投入しており、撮る前提を外すという選択肢も示している。カメラを塞ぐか、外すか。周囲の不信感への答え方は一様ではない。

あわせて読みたい:

議事録AIを試してみませんか?

難しい設定は不要です。いつもの会議で、録音ボタンを押すだけ。面倒な議事録作成から解放されましょう。

高精度な文字起こし
AIによる自動要約

iOS / Android 対応