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2026年08月23日

面接・プレゼンの練習を録音で|AIが話し方をコーチング

執筆: Takumi(Memolith開発者)
メモリスメモリスによる要約
  • 面接・プレゼンの自己練習で話し方の癖に気づけないのは、練習中に自分の声を客観視できないからです
  • 練習を録音してAIの話し方コーチング機能に渡せば、話し方や間の取り方といった癖を振り返る材料を数分で受け取れます
  • 壁打ち相手を毎回用意できなくても、録音とAIがあれば一人で本番前のリハーサルを繰り返せます

面接前夜、鏡の前で想定問答を声に出して練習する。回答の中身は、頭の中ではもう完璧に仕上がっているつもりだった。ところが本番、面接官を前にした瞬間、「えーと」「あの」が止まらなくなり、練習では滑らかに言えていたはずの言葉が、口に出すとぶつ切りになる。プレゼンの本番前や、結婚式や朝礼でのスピーチの前にも、似た経験をした人は多いはずだ。

鏡の前の練習で確認していたのは、表情や姿勢だった。耳で聞く自分の声ではない。話す内容と話し方は別物である。 頭の中で完成した回答を持っていても、実際に声に出したときのフィラー語(「えーと」「あの」のような、意味を持たない繋ぎ言葉)の多さや、質問に答え始めるまでの間の取り方の癖までは、練習中の自分では気づきようがない。

友人や家族に模擬面接や模擬プレゼンの相手を頼む方法もある。ただ、都合を合わせるだけで一苦労なうえ、指摘してもらえるのは大抵「話の内容」の方で、フィラー語の頻度や沈黙の長さといった話し方の細部まで、毎回丁寧に見てくれる人は多くない。指摘する側も、面と向かって「早口すぎる」とは言いにくい、という事情もある。

そこで役立つのが、一人での練習を録音し、後から聞き返す方法だ。さらに録音をAIに渡せば、フィラー語の頻度や間の取り方といった話し方の癖を、数分で振り返る材料に変えてくれる。壁打ち相手を毎回用意できなくても、録音とAIがあれば、話す内容と話し方の両方を一人で仕上げられる。

一人での面接・プレゼン練習で「話し方」が見えない理由

頭の中の答えと、声に出した言葉は別物

面接の想定問答集を作り込み、頭の中で何度もリハーサルしたつもりでも、実際に声に出す作業とは別物である。文章として完成している答えでも、声に出す段になって初めて、どこで息継ぎをするか、どこで間を取るかを決めなければならない。この「声に出す」段階の練習が足りていないと、内容は合っているのに聞き手には自信なさげに聞こえる、という食い違いが起きる。

フィラー語と間の取り方は、緊張していても自覚しにくい

フィラー語は、緊張して次の言葉が出てこないときの「間つなぎ」として無意識に出てくる。話している本人は、内容を組み立てることに意識を使っているため、自分がどれだけ「えーと」を挟んでいるかにまで注意が回らない。間の取り方も同様で、沈黙を怖がって喋りすぎてしまう癖も、逆に間が空きすぎて聞き手を待たせてしまう癖も、話している最中の自分にはほぼ見えない。

録音とAIで話し方を振り返るときに、実際にできること

練習を録音して聞き返すと、まず「自分の話し方がどう聞こえているか」を、記憶ではなく実際の音として確認できる。次に、フィラー語や間の取り方は毎回同じ箇所で出やすいため、1回だけでなく複数回の録音を比べると、癖の再現性が見えてくる。そして、話す内容そのものの練習と切り離して、話し方だけに絞って振り返れるようになる。

この振り返りをさらに手早くしてくれるのが、メモリス話し方コーチング機能だ。録音を渡すと、話し方や間の取り方といった癖を振り返る材料をAIが提示してくれる。フィラー語の頻度や話す速度の変化は、この材料をきっかけに録音を聞き直せば、自分の耳でも具体的に確かめられる。ここは誤解しやすい点だが、練習中にその場でリアルタイムに指摘してくれる機能ではない。練習を録音し終えたあと、その音声ファイルをアプリに渡すと、数分後に振り返り材料が届く、という流れになる。面接本番やプレゼン本番でイヤホンから指示が流れてくるような仕組みとは違い、あくまで練習を終えたあとの振り返り用だ。話し方へのフィードバックを一人で得られるのが、この振り返り方の強みになる。

面接・プレゼン・スピーチで、見るべきポイントは少し違う

面接: 質問への答え始めまでの「間」がそのまま印象になる

面接では、質問を受けてから答え始めるまでの間と、答えている最中のフィラー語の頻度が、そのまま「余裕があるかどうか」の印象に直結しやすい。質問への答え方そのものを構造化したい場合は、STAR面接法とは|行動面接で使う質問の型で紹介している、状況、課題、行動、結果の4点で答えを組み立てる型が、内容を整理する助けになる。話し方の練習は、その組み立てた答えを実際に声に出して仕上げる段階に当たる。録音した音声を文字起こしまで見返せば、話し方だけでなく、答えた内容そのものを自己分析する材料にもなる。的外れな受け答えをしていないか、話の構成が崩れている箇所はないかを、文字で確認できる。

プレゼン: 話す速度と間が、聴衆の理解度を左右する

プレゼンでは、緊張すると話す速度が上がりやすい。特にスライドを切り替える瞬間や、要点を強調したい一文の前後は早口になりがちで、聴衆が理解を追いつかせる間もなく次の話題に移ってしまうことがある。録音を聞き返すと、自分がどのタイミングで速くなっているかが具体的に分かる。速度そのものだけでなく、要点の前でわざと一拍間を置けているかどうかも、聞き返して初めて確認できる点だ。

スピーチ: 原稿の暗記より、間と抑揚が本番の説得力を左右する

結婚式のスピーチや朝礼の挨拶は、原稿を一字一句覚えることに気を取られ、棒読みになりやすい。内容を間違えずに話すことと、聞き手の心に残る話し方をすることは別の課題だ。どこで間を置くか、どこで声のトーンを上げ下げするかは、原稿を目で追っているだけでは決まらない。実際に声に出して録音し、聞き返して初めて、平坦になっている箇所が見えてくる。

一人稽古の限界と、AIで補える範囲

一人で練習を録音する方法は万能ではない。聞き手が実際にどんな表情で聞いているか、内容自体が論理的に伝わっているかといった評価は、録音を聞くだけでは分からない部分が残る。この範囲は、可能であれば人に見てもらう、あるいは模擬面接やプレゼンの機会を別途作る方が確実だ。

その一方で、フィラー語の頻度や間の取り方、話す速度といった「話し方の癖」は、毎回誰かに付き合ってもらわなくても、録音とAIだけで繰り返し確認できる範囲になる。本番までに何度も練習を重ねたい面接やプレゼンの準備では、この繰り返せる部分をAIに任せ、人に見てもらう機会は内容の伝わり方の確認に絞る、という役割分担がしやすい。

実際にやってみると

模擬面接のつもりで録音した音声を聞き返すと、答えの中身はきちんと言えているのに、最初の一文に入る直前で「えーっと」を2回、3回と挟んでいる箇所が、毎回同じように見つかることがある。話している最中はまったく気づかないが、聞き返すと同じ癖が繰り返し出ていることが分かる。プレゼンの練習でも同様で、スライドを切り替える瞬間、ちょうど間が空くタイミングで言葉に詰まりやすい、という声もよく聞く。

声に出して練習しているつもりでも、耳で聞き返さない限り、こうした癖は本人の意識には上がってこない。1回目の録音と、癖を意識して練習し直した後の録音を聞き比べると、フィラー語の数が減っているのが数字ではなく耳で分かる瞬間がある。これは、感想として「良くなった気がする」で終わらせるより、はるかに具体的な手応えになる。

まとめ

面接やプレゼン、スピーチの自己練習で話し方まで仕上げたいなら、録音して聞き返すのが最短の方法になる。

  • 話す内容を仕上げても、フィラー語や間の取り方は練習中の自分では気づけない
  • 録音して聞き返せば、記憶ではなく実際の音として自分の話し方を確認できる
  • AIの話し方コーチングに録音を渡せば、練習後の数分で話し方や間の取り方の癖を振り返る材料が届く(練習中のリアルタイム指摘ではない)
  • 内容の伝わり方は人に見てもらいつつ、繰り返し練習が必要な話し方の部分はAIに任せる、という役割分担がしやすい

まずは想定質問を1問、実際に声に出して録音してみてほしい。メモリスの無料トライアルは登録後3回まで無料で試せる(話し方コーチングはエリート以上の有料プランで使える機能)。続けるならエリート830円/月(月20回)、練習量が多いならエグゼクティブ1,380円/月(月50回)。録音を聞き返すだけでも、練習中には気づかなかった自分の癖が見えてくるはずだ。

あわせて読みたい:

よくある質問

面接の練習は録音した方がいいですか?

した方がいいと思います。回答の中身は頭の中で仕上げられても、フィラー語(「えーと」「あの」のような意味を持たない繋ぎ言葉)の頻度や、質問に答え始めるまでの間の長さは、話している本人には自覚しにくいものです。録音して後から聞き返すと、練習中には気づかなかった自分の癖が具体的に見えてきます。

プレゼンの練習を録音するとき、どこを聞き返せばいいですか?

話す速度、間の取り方、フィラー語の頻度の3点を中心に聞き返すのがおすすめです。特にスライドを切り替える瞬間や、要点を強調したい一文の前後は、言葉に詰まりやすい箇所なので重点的に確認してください。全部を聞き直す時間がなければ、AIに渡して振り返りの材料を出してもらい、指摘された箇所だけをピンポイントで聞き直す方法も使えます。

メモリスの話し方コーチング機能は面接やプレゼンの自己練習にも使えますか?

使えます。練習を録音してメモリスに渡すと、録音が終わったあとにAIが処理し、数分で話し方コーチングの振り返り材料が届きます。練習中にその場でリアルタイムに指摘してくれる機能ではなく、録音後にまとめて処理する仕組みです。文字起こしは19カ国語に対応しているため、英語での面接やプレゼンの練習にも使えます。

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