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2026年08月14日(最終更新: 2026年08月20日

TRPGセッション記録|AIで前回のあらすじを作る方法

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  • 2026年08月20日関連記事「AIボイスメモの使い方20選|シーン別の記録アイデア」への内部リンクを追加しました
執筆: Takumi(Memolith開発者)
メモリスメモリスによる要約
  • セッションの記録は、録音してAIに文字起こし・要約させるのが一番手間がかからない
  • テキストログが残らないボイスチャットや対面卓でも、録音さえしておけば展開の記録を残せる
  • AIが作った要約はそのまま、次回セッション前の『前回のあらすじ』作りにすぐ使える

セッションが終わって卓を片付ける頃には、もう記憶はあやふやになり始めている。今日どんな会話をして、誰が何を決めて、どのNPCが何を言ったか。次のセッションまでの2週間、3週間の間に、その輪郭はどんどんぼやけていく。

覚えているつもりでした。ところが次回のセッションが始まり、「前回までのあらすじ」を話そうとした瞬間、言葉に詰まります。あの伏線を仕込んだNPC、なんて名前だったか。プレイヤーが手に入れたアイテムは何だったか。手元のメモには「〇〇と交渉」としか書かれておらず、その先の細部は自分の記憶に頼るしかありません。

セッションの内容は、録音さえしておけば、あとからAIに要約させられます。この記事では、TRPG(テーブルトークRPG、参加者同士の会話でストーリーを進めるアナログなロールプレイングゲーム)のセッションを録音し、AIで展開を要約して次回までの振り返りに使う方法を解説します。

テキストログが残る卓と、残らない卓がある

オンラインセッションの中には、記録の心配がいらない形式もあります。ココフォリアやユドナリウムのような、テキストチャットでプレイするツールを使う卓では、発言のすべてが文字として画面に残り、そのままログとして保存できます。何をどう記録するか、あらためて考える必要はありません。

問題は、それ以外の形式で遊ぶ卓です。Discordなどのボイスチャットで声を出しながら進める卓、そして顔を合わせてサイコロを振る対面卓では、会話は声だけで進行します。何もしなければ、その内容はセッションが終わった瞬間に空気に消えます。ログという概念そのものが存在しません。

「前回のあらすじ」は、GMの仕事の中でも重い

次回セッションの冒頭で「前回までのあらすじ」を話すのは、たいていGM(ゲームマスター、進行役)の役目になります。この一言が、プレイヤーの記憶を呼び戻し、そのセッションの空気を作ります。

ところが、この「あらすじ」を組み立てる作業は、思っている以上に重いものです。数時間分の展開を思い出し、伏線として仕込んだ発言と単なる雑談を切り分け、次回に効いてくる部分だけを抜き出す必要があります。記憶があいまいなまま話すと、前回と違うNPC名を口にしてしまったり、既に解決した謎をまだ未解決のように話してしまったりします。プレイヤーは、そういう食い違いに案外敏感です。

録音して、あとからAIに要約させる

そこでおすすめしたいのが、セッションの音声をそのまま録音し、終わったあとにAIへ渡して文字起こしと要約を作らせる方法です。対面卓なら、スマホを卓の中央に置いておくだけで、参加者全員の声を拾えます。通話卓の場合は少し工夫が要ります。スマホを手元に置いておくだけでは自分の声しか拾えないことが多いため、通話全体を録音できるツールや設定を使い、参加者全員の音声を一つのファイルにまとめておく必要があります。

録音さえ用意できれば、あとの流れは対面卓も通話卓も変わりません。セッション中は、記録のことは意識しなくてかまいません。プレイに集中していれば、あとは録音が会話を拾い続けてくれます。終わったら録音を止め、AIアプリに音声を渡します。処理はその場でリアルタイムに進むわけではなく、セッションが終わったあとにAIがまとめて処理する仕組みなので、遊んでいる間は文字にする作業を気にしなくてかまいません。数分待てば、展開の流れがまとまった要約が届きます。

セッションの記録が次に活きる3つの場面

  • GMの「前回のあらすじ」作り:要約を読み返すだけで、次回冒頭のリキャップが組み立てられます。記憶に頼って話す不安がなくなります
  • プレイヤーが自分のキャラの行動を思い出す:次のセッションまでに要約を読んでおけば、自分のキャラがどんな判断をしたかを思い出した状態で卓につけます
  • 伏線やNPC名をあとから検索する:「あのNPC、何て言っていたっけ」というとき、文字起こしされた全文から名前やキーワードで検索できます

録音するときに気をつけたいこと

録音を始める前に、卓のメンバーへ一声かけておきましょう。「今日から記録用に録音しようと思うんだけど大丈夫?」の一言で十分です。他のプレイヤーの声も一緒に入るため、無断で録音するのは避けたいところです。録音許可の伝え方は録音許可の言い方・例文集も参考になります。

記録した内容は、あくまで卓のメンバー同士の振り返り用にとどめておくのが基本です。セッション中は本編と関係ない雑談も混ざりますし、ネタバレになる展開も含まれます。外部に共有したい場合は、公開前に一言確認しておくと安心です。

録音を読み返すと、話した本人でも気づくことがある

私自身、ポッドキャストの配信やXのスペースで話した内容を、あとから録音を文字起こしして読み返す習慣があります。話している最中は、自分が何を話したか、どこでどう話を繋げたか、案外覚えていません。ところが文字起こしを読み返すと、その場では気づかなかった一言や、あとになって効いてくる発言に気づくことがあります。

TRPGのセッションにも、同じことが起きているはずです。GMもプレイヤーも、目の前の展開に集中している最中は、自分が話した内容のすべてを記憶に留めているわけではありません。だからこそ、記録を残して読み返す価値があります。話している間は気づかなかった伏線の一言も、文字になれば読み返せます。GMが仕込んだつもりのない一言を、プレイヤーが伏線と思い込んで動き出す。そんな展開すら、文字起こしを読み返せば後から見つけられます。

メモリスでセッション記録を仕上げる

メモリス(Memolith)は、スマホで録音するだけでAIが文字起こしと要約を自動で行うAIボイスメモアプリで、iOS・Androidに対応しています。専用の録音機材は不要で、対面卓なら卓の近くにスマホを置いておくだけで使えます。

処理の流れは、話している最中に字幕が浮かぶリアルタイム型ではありません。録音を止めたあとにAIへ渡し、数分後に文字起こしと要約が届く方式です。セッション中は進行や演技に集中し、記録は終わったあとにまとめてAIに任せる、という組み立てに向いています。

対応形式はm4a・mp3・webm・mp4・wav・mpga・mpegで、通話卓を別のツールで録音した音声ファイルもそのまま読み込めます。セキュリティ面では、AIの処理が完了すると音声データは即時に自動削除される仕組みで、手元に残るのは文字起こしと要約というテキストだけです。ネタバレや内輪の雑談を含むセッションの音声そのものが、いつまでも手元に残り続けるわけではない点は安心材料になります。

料金は登録後3回まで無料のトライアルから始められ、続けるならエリート830円/月(月20回)、エグゼクティブ1,380円/月(月50回)という構成です。月2〜4回のペースで卓を囲むグループなら、エリートプランの範囲でも十分にまかなえます。

まとめ

  • TRPGセッションの内容は、何もしなければセッションが終わった瞬間から記憶が薄れていく
  • テキストチャット形式の卓と違い、ボイスチャットや対面卓は録音しない限り記録が残らない
  • 録音した音声はAIに渡せば、数分で展開の要約になり、次回の「前回のあらすじ」作りにそのまま使える
  • 録音を始める前に、卓のメンバーへ一声かけて了承を得ておく

次のセッションでは、始める前に録音を回してみてください。片付けが終わる頃にはもう薄れ始めている今日の展開も、文字になった記録として次回の卓まで持ち越せるはずです。

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よくある質問

TRPGセッションの内容を記録するには、どうすればいいですか?

一番手軽なのは、セッションの音声をそのまま録音し、終わったあとにAIで文字起こし・要約させる方法です。ココフォリアやユドナリウムのようなチャット形式の卓ならテキストログが自動で残りますが、Discordなどのボイスチャットや対面卓では、何も記録しなければ会話の内容はセッションが終わった瞬間に消えてしまいます。録音さえしておけば、あとから文字起こしと要約に変換できるので、卓の形式を問わず記録が残せます。

ボイスチャットや対面のセッションは記録が残らないのでしょうか?

そのままでは残りません。チャット形式の卓と違い、声だけで進行するセッションはログが自動で保存される仕組みがなく、記録するには自分で録音するしかありません。対面卓ならスマホを卓の中央に置くだけで済みますが、通話卓の場合は参加者全員の声を一つの録音にまとめる工夫が必要です。録音さえできれば、セッション終了後にAIへ渡して文字起こしと要約を作れます。

数時間のセッションの録音を、全部聞き返す必要がありますか?

その必要はありません。数時間分の録音をすべて聞き直すのは現実的ではありませんが、AIに要約させれば、展開の流れやNPCとのやり取りを数分で読める形にまとめてくれます。特定のNPC名やアイテム名を思い出したいときは、文字起こしされた全文から検索することもできるので、音声を再生して探し回る必要もなくなります。

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