- 日本マイクロソフトが自律実行AI「Copilot Cowork」と「Microsoft Scout」を発表
- 指示一つで資料作成から関係者への連絡・会議設定までを自律実行する
- 会議前の準備工程をAIエージェントが丸ごと担う流れが明確に
「来週のプロジェクト会議の準備をしておいて」と頼むだけで、資料がそろい、関係者にチャットが飛び、会議設定まで終わっている。そんな話を聞くと、便利を通り越して少し落ち着かない気分になる人もいるだろう。
ASCII.jpの記事によると、日本マイクロソフトは7月27日、Microsoft 365 Copilotに関する記者説明会を開き、2026年6月に一般提供が始まった「Copilot Cowork」を紹介した。従来の一問一答型のCopilotとは異なり、複数ステップにまたがる作業をクラウド上で自律的に実行する機能だという。基盤には専門家の業務手順を記述した「Skill.md」が使われているとのことだ。あわせて、ウェブや社内システムを横断して稼働し、特定テーマの最新情報を常時監視する「Microsoft Scout」もプレビュー提供中と説明された。同社は日経225構成企業の87%が既にAIエージェントを業務導入していると発表した数字も示している。
会議準備という工程が自動化の対象になったのは象徴的だ。資料作成・関係者への連絡・スケジュール調整は、これまで人が会議のたびに繰り返してきた地味な負荷だった。ここがAIに委ねられれば、参加者の関心は「会議に何を持ち込むか」から「会議で何を決めるか」へ移っていく。
もっとも、この自動化がカバーするのは会議の手前側だ。会議が終わったあとに何が話され、何が決まったかを記録として残す工程は、別の仕組みが必要になる。音声を録音してAIに処理させ、数分後に議事録が仕上がるという設計のメモリスのようなツールは、Copilot Coworkが担う「準備」の対極、会議後の「記録」を受け持つ格好になる。会議の前後をAIがそれぞれ別の切り口で支える構図が、今後さらにはっきりしてくるかもしれない。
あわせて読みたい: Perplexityの「Personal Computer」がWindowsにも対応、AIエージェントがPC操作を代行 / AI×仕事効率化ニュースまとめ|Opus 5登場からAIボイスレコーダー新製品まで【2026年7月末】
議事録AIを試してみませんか?
難しい設定は不要です。いつもの会議で、録音ボタンを押すだけ。面倒な議事録作成から解放されましょう。
iOS / Android 対応