議事録がめん どくさい|手間を 減らす 3つの 割り切りと 自動化
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- 2026年08月13日:文章の読みやすさ・文体を見直しました(内容・事実・構成は変更なし)
- 2026年08月20日:内容を大幅に加筆・改稿しました(議事録作成にかかる時間の調査データを追加)

- 議事録がめんどくさいのは、会議のあとに聞き直す・選ぶ・書く・整える・共有するという工程がまるごと乗るためで、正常な反応です。
- 「全部書かない・きれいに書かない・会議のあとに清書しない」の3つの割り切りと、テンプレート・役割分担で負担は大きく減らせます。
- 録音してAIボイスメモに任せれば、作成時間は下書きを確認する数分まで縮められます。
議事録、めんどくさい。書き終えたと思ったら次の会議が始まっていて、費やした時間は何だったのかと思う。担当が回ってくる日は、朝から少し憂うつになる。
心当たりのある人は、たぶん自分を責めています。要領が悪いのだろうか、根気が足りないのだろうか、と。
違います。それはさぼりではなく、作業量から見て正常な反応です。
議事録の作成は、会議が終わったあとに発生するもう一つの仕事です。メモを見返し、記憶を呼び起こし、構造を整え、体裁を直し、共有する。私の経験では、1時間の会議の議事録を丁寧に仕上げると、清書まで40分から1時間かかっていました。録音を聞き直せば、会議をもう一度やっているのと変わりません。会議と同じだけの「見えない仕事」があとから乗ってくるのだから、めんどくさくない方がおかしいのです。
これは個人の感覚だけの話ではありません。キヤノンマーケティングジャパンの調査(出典)によると、議事録・発言録の作成にかける時間は1週間あたり平均6.13時間、年間に換算すると約320時間にのぼるといいます。回答者の67.2%が議事録作成業務に負担を感じていると答えており、めんどくさいと感じているのはむしろ多数派です。
では、書く速さを鍛えるしかないのか。そうではありません。この負担は、書く量と工程そのものを減らせば削れます。
めんどくさいの正体は「工程の多さ」
そもそも、議事録の何がそんなに重いのでしょうか。作成を分解すると、工程は5つあります。聞く(または聞き直す)、選ぶ(何を残すか決める)、書く、整える、共有する。
重いのは、実は「書く」ではありません。その前後です。
特に「選ぶ」と「整える」は、頭を使う割に進んだ実感が薄い工程です。だから後回しにしたくなる。提出が遅れ、催促され、ますます苦手になる。この悪循環に入ると、めんどくささは固定化します。
なお、会議中にメモが追いつかない苦しさは、また別の問題です。そちらは議事録のメモが追いつかない原因と対処法で扱っているので、ここでは会議の前後に発生する工程を仕組みで削っていきます。
手間を減らす3つの割り切り
1. 全部書かない
議事録は発言録ではありません。読み手が知りたいのは「何が決まり、誰が何をするか」だけです。決定事項とToDoの2つに絞ると、書く量は体感で半分以下になります。議論の経過を捨てるのは惜しい、と思うかもしれません。あとで思い出せる程度のキーワードが残っていれば、経過は十分たどれます。
2. きれいに書かない
推敲や体裁の調整に使った時間は、読み手にはほとんど届きません。箇条書きで、主語と期限が分かる。その最低限の形になっていれば、議事録の役目は果たせます。例外は社外向けや公式な記録だけです。社内の共有用は箇条書きで通すと決めれば、「整える」という工程ごと消えます。
3. 会議のあとに清書しない
意外に効くのが、清書という工程を予定から外すことです。会議の最後の5分で決定事項とToDoを読み上げ、その場で内容を確定させ、終わった直後にそのまま共有します。あとでゆっくり整えたほうが、良いものができそうな気もします。実際は逆です。時間が経つほど記憶は薄れ、書き直しのコストは上がっていきます。「あとで整えよう」をやめた日から、議事録は締め切りに追われるタスクではなくなります。
テンプレートと役割分担で「考える工程」も減らす
書く量を減らしても、白紙から書き始めれば、構成を考えるだけで数分を失います。議題・決定事項・ToDo・保留。この枠を先に作っておき、会議中は空欄を埋めるだけにします。すぐ使える型は議事録テンプレート完全ガイドにまとまっています。
役割の面では、進行役と書記を分けることを勧めます。私はファシリテーションをしながら記録も取ろうとして、何度も両方を中途半端にしました。進行しながらの記録は、慣れの問題ではなく、構造として無理があります。書記を輪番にすれば、特定の人に負担が偏り続けることも防げます。
書き方の質を上げたい場合は、議事録の書き方:評価される構成とAI活用が参考になります。
自動化はどこまでできるか
ここまでの工夫で、負担は確かに減ります。それでも「聞く・選ぶ・書く」という中核は手元に残る。この中核ごと手放せないか、というのが録音とAIによる自動化です。
同じキヤノンマーケティングジャパンの調査では、AIサポートツールの利用を希望する人が72.6%いる一方、実際に利用できている人はわずか1.4%だったといいます。使いたいと思っている人はこれだけいるのに、使えている人はほとんどいない。
いまのAIボイスメモ(録音した音声をAIが文字起こしし、要点まで整理してくれるアプリ)は、文字起こしだけでなく、決定事項とToDoの整理まで自動でこなします。たとえばメモリス(Memolith)の場合、会議を録音してアプリに渡すと、録音が終わったあとにAIが処理し、数分で議事録の下書きが完成します。人に残る仕事は、下書きを確認して固有名詞を直し、共有することだけ。1時間かかっていた作成が、確認の数分に縮みます。
会議中に画面へ字幕が流れるような仕組みではなく、録音を終えてからAIがまとめて処理する流れです。だから会議中は、記録を録音に預けて議論に集中できます。音声データはAI処理の完了後に即時自動削除されるため、機密度の高い会議でも使いやすい設計です。無料トライアル(登録後3回)で、まず1本試してみてください。
まとめ
議事録がめんどくさいのは、会議のあとに「聞き直す・選ぶ・書く・整える・共有する」という工程がまるごと乗っているからで、さぼりではありません。
- 割り切り:全部書かない/きれいに書かない/会議のあとに清書しない
- 仕組み:テンプレートで考える工程を消し、進行役と書記を分ける
- 自動化:録音してAIに任せ、人は確認と共有だけを受け持つ
明日の会議では、まず「最後の5分で読み上げて、その場で共有」だけ試してみてください。担当の朝の憂うつは、それだけでも半分軽くなるはずです。
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よくある質問
議事録の 作成に かかる 時間の 目安は?
会議の長さと求められる粒度によりますが、発言を追った丁寧な議事録なら、1時間の会議で清書まで30分から1時間程度かかることが珍しくありません。決定事項とToDo中心に絞れば大幅に短縮でき、録音とAIを組み合わせれば、下書きを確認して整える数分まで圧縮できます。
議事録が 苦手なのは 克服すべきですか?
書く技術を磨く方向だけが克服ではありません。全部書かない・テンプレートを埋めるだけにする・進行役と書記を分けるなど、仕組みで負担を減らす方が早く楽になります。記録そのものは録音とAIに任せ、人は決定事項の確認に集中する分業も有効です。
議事録は どこまで 自動化できますか?
録音した音声からAIが文字起こしと要約を行い、決定事項やToDoが整理された下書きを作るところまで自動化できます。最終的な内容の確認、固有名詞の修正、関係者への共有判断は人が行うのが現実的です。AIボイスメモのメモリスの場合、録音後のAI処理は数分で完了します。