有料プラン(3カ月分)を無料プレゼント中!詳しく見る
App IconMemolith
2026年10月09日 07:14

Windows Search刷新、Insider向け展開

執筆: Takumi(Memolith開発者)
メモリスメモリスによる要約
  • 新Windows Searchは10月7日からInsider向けに展開開始
  • UIは単一リストに集約され、検索から設定変更などを直接実行できる
  • 初回は英語のみで、プレビューやフィルターは年内の提供予定

Microsoftは2026年10月7日、WinUI 3(Windowsアプリ向けの新しいUI部品群)を基盤にした新しいWindows Searchを発表し、タスクバーの検索からWindows Insider(開発中の機能を先行して試せるプログラム)向けに展開を始めた。 公式ブログによると、初期テストではパフォーマンスとメモリ使用量が大幅に改善したという。具体的な数値は示されていない。

何が変わるのか

画面はひとつのリストに集約される。 現行の画面ではクリックのほぼすべてが左側の結果リストからで、右側の大きなプレビュー欄からのクリックはごくわずか、というデータが根拠だと説明されている。

検索の理解力も上がる。タイプミスや同義語のマッチングが改善され、今後数週間かけて調整される。

もうひとつの柱がインラインアクションだ。別のアプリを開かずに、検索から直接作業を済ませられる。 例として、ダークモードへの切り替えやBluetoothのオン、画面を暗くする、ミュート、すべてのウィンドウの最小化や整列などが挙がっている。

年内には、似た結果を見分けやすくするインラインプレビューと詳細なファイル情報、ファイルなどのカテゴリ内でのフィルター、天気や豆知識の答えを検索内に表示するWebプレビューが予定されている。これらは現時点では未提供である。

仕事への意味

注意したいのは提供範囲だ。今回はExperimentalチャンネルのInsider向けに段階的な展開で、初回の対応言語は英語のみである。 日本語環境の通常のPCにすぐ届くわけではなく、スタートメニューからの検索も当面は従来の画面のままになる。来年にかけて導入作業が進められているが、計画は変わる可能性がある。

今回の取り組みは、7月に発表された検索ボックスの改善(Web結果からの宣伝コンテンツの削除など)の延長線上にある。ファイル探しの手間を減らす方向に、Microsoftが継続して手を入れていることは読み取れる。

「検索が速く賢くなれば解決する」で足りるか

検索が速くなり、タイプミスも許容されるなら、探し物の時間は減ると受け止めるのが自然だ。実際、起動の速さや誤字への強さは毎日の小さな待ち時間を削る。

ただし、検索は手がかりを入力できる人にしか効かない。ファイル名も保存場所も思い出せないとき、同義語のマッチングが多少良くなっても、見つからないものは見つからない。今回の改善が主に効くのは「だいたい覚えている」ものを探す場面であり、名前をつけ忘れた資料には届かない。

だとすれば、検索機能の進化を待つ間にできることがある。ひとつは、ファイル名に日付と案件名を入れるなど、後から思い出せる言葉を名前に残すことだ。年内に予定されているフィルターやプレビューは、名前に手がかりがあるほど効く。

もうひとつは、音声や頭の中にしかない情報を、検索に引っかかる文字にしておくことだ。 会議の内容や思いつきは、録音のままでは検索の対象になりにくい。メモリスはAIボイスメモで、録音を渡すと終了後にAIが文字起こしと要約を作る。テキストになっていれば、あとで言葉を手がかりに探せる。

検索側が賢くなっても、探す対象に手がかりが残っていなければ効果は限られる。OS側の改善と、自分の側の整理を分けて考え、後者を今日から始めるのが現実的だと考える。

メモリス ブログの記事を、Googleで便利に検索できます

Googleで優先ソースとして追加
有料プラン(2,490円相当)を
無料プレゼント中!
詳しく見る