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2026年09月11日 19:17

LINEヤフー、AIエージェントに自動収集機能

執筆: Takumi(Memolith開発者)
メモリスメモリスによる要約
  • LINEヤフーがAIエージェント「Agent i」に情報自動収集機能を追加
  • 曜日や時間を指定して定期的に情報を届けられる
  • 結果は下書きとして扱い、確認と記録は人が担うべき

LINEヤフーは、AIエージェント「Agent i」(質問に答えるだけでなく、利用者に代わって作業を進めるAI)に、指定した情報を自動で集めて知らせる「タスク機能」を追加したと発表した。ユーザーが知りたい情報をタスクとして登録すると、Agent iが情報を収集し、指定したタイミングで知らせてくれる。実行結果は「Agent i」のトップ面のほか、「Yahoo! JAPAN」アプリや「LINE」アプリへのプッシュ通知でも受け取れる。

機能は三つの形で使える。キーワードを登録すると関連する最新情報を継続的にチェックしてくれる基本形に加え、「お買い物」エージェントでは購入を検討している商品を登録しておくと複数のECサイトを横断して価格を確認し、登録時点より指定した金額以上値下がりした際に一度だけ知らせる(その後は追跡を終了する)。「おでかけ」エージェントでは、指定した都道府県で開催予定のイベント情報を、子連れやデートといった利用シーンも合わせて毎週届ける。LINEヤフーは、店舗の予約や商品の購入代行など、対応領域をさらに広げる予定だとしている。

読者にとっての意味は、情報収集の起点が「探しに行く」から「届く」に変わる点にある。会議やプロジェクトに関わるキーワードを事前に登録しておけば、毎日や毎週といった頻度に加えて曜日や時間まで指定できるため、定例の打ち合わせの前にその話題の最新情報が自動で手元に届く状態を作れる。従来は会議前にニュースや業界動向をその都度検索していた手間の一部を、登録作業一回に置き換えられる。

この仕組みを業務で使うなら、キーワードの登録先と通知の受け皿を分けて設計すべきだ。定例会議の議題に関わるキーワードは、その会議の前日や当日朝に届くよう曜日と時間を指定して登録する。一方で値下がり通知のように一度きりで完結するタスクは、別枠として扱い、継続的な情報収集と混同しないようにする。この挙動の違い(継続チェックか、一度通知して追跡終了か)を把握しないまま登録すると、必要な情報が途中で届かなくなっていたことに気づけない。

もう一つ踏まえておきたいのは、AIエージェントが集めてきた情報を鵜呑みにしないことだ。LINEヤフーは公式に、生成AIが出力する結果について信頼性・正確性・完全性・有効性を保証するものではないと明記している。プッシュ通知は次々と流れてくる性質上、内容を確認せずに既読扱いしてしまいやすい。届いた情報は一次ソースに当たり直す前提の「下書き」として扱い、会議で参照する場合は出典を自分で確認する手順を挟むほうがいい。こうしたAIエージェントの情報を踏まえて話し合った内容そのものは、記録として別に残す必要がある。メモリスのようなAIボイスメモに会議を録音しておけば、録音後にAIが文字起こしと要約を行い、誰が何を決めたかを見返せる形で残せる。

自動収集される情報の量が増えるほど、何を信じて何を検証すべきかの線引きは利用者側の判断に委ねられる。詳細はLINEヤフーの発表に記載がある。

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