有料プラン(3カ月分)を無料プレゼント中!詳しく見る
App IconMemolith
2026年08月13日 18:24(最終更新: 2026年08月20日

ChatGPTで議事録を作る方法|文字起こしとプロンプト例

更新履歴を見る
  • 2026年08月13日文章の読みやすさ・文体を見直しました(内容・事実・構成は変更なし)
  • 2026年08月20日内容を大幅に加筆・改稿しました(ChatGPTの録音機能に関する記述を追加)
  • 2026年08月20日タイトル・概要文を読者に伝わりやすい形に調整しました(内容・事実は変更なし)
執筆: Takumi(Memolith開発者)
メモリスメモリスによる要約
  • ChatGPTには録音機能もあるが対応環境は限定的。多くの場合、録音・文字起こしは別の手段で用意し、ChatGPTには整形を任せる
  • 決定事項・ToDo抽出、要約、発言録の清書。3種のプロンプトをコピペで使える形で掲載
  • 長文の分割貼り付けや業務情報の扱いといった構造的な限界と、一気通貫アプリとの使い分け

会議の録音をChatGPTに渡せば、議事録が出てくる。そう期待して画面を開くと、最初の壁にぶつかります。録音ファイルをアップロードする入口が、見当たらないのです。

不具合ではありません。ChatGPTには会議をその場で録音する機能もありますが、使える環境は限られています。多くの場合、「録音」と「文字起こし」は別の手段でまかない、ChatGPTには工程の後半を任せることになります。この分業さえのみ込めば、あとは手順どおりに進みます。コピペで使えるプロンプトも3種、用意してあります。

ChatGPTは音声を文字起こしできる?

ChatGPTには「レコードモード」という録音機能があります。会議の最中にこの機能で録音を始めれば、終了後にChatGPTが文字起こしと要約を作ってくれます。

ただし条件が絞られます。対応しているのはmacOSのデスクトップアプリだけで、Windows・iOS・Android・ブラウザ版には無く、Plus以上の有料プランが必要です(Free・Goプランは対象外、執筆時点)。しかもこの機能は、会議中に自分でChatGPTを開いて録音を始めるためのもので、スマホの録音アプリやオンライン会議の録画機能であらかじめ作った音声ファイルを、あとから渡す使い方はできません。

つまり、macOSでChatGPTを開いたまま会議に出られる環境と、対応プランへの加入がそろわない限り、録音と文字起こしは今も別の手段で用意することになります。ChatGPTが確実に担当できるのは、文字起こしテキストになったあとの整形です。

ChatGPTで議事録を作成する手順

  1. 会議を録音する(スマホの録音アプリ、オンライン会議の録画機能など)
  2. 音声を文字起こしする(文字起こしツールでテキスト化。無料でやる方法は文字起こしを無料でやる方法にまとめています)
  3. 文字起こしテキストをChatGPTに貼り付ける
  4. プロンプト(AIへの指示文)で整形させる

コピペで使えるプロンプト3種

文字起こしテキストが用意できたら、ここからがChatGPTの出番です。以下を貼り付けて使ってください。用途に応じて文言を書き換えても構いません。

1. 決定事項・ToDo抽出

以下は会議の文字起こしです。次の形式で整理してください。

## 決定事項(箇条書き。決定に至った背景を1行添える)
## ToDo(表形式:タスク/担当者/期限。発言から読み取れない項目は「要確認」と書く)
## 持ち越した論点

---
[ここに文字起こしテキストを貼る]

2. 要約

以下の会議の文字起こしを、会議に参加していない人が3分で読める議事録に要約してください。

・冒頭に3行のサマリーを置く
・議題ごとに見出しを立て、結論を先に書く
・原文にない情報を補わない。不明な点は「不明」と書く

---
[ここに文字起こしテキストを貼る]

3. 発言録の清書

以下の文字起こしを、発言の意味を変えずに清書してください。

・「えー」「あの」などの意味を持たないつなぎ言葉を削除する
・話し言葉を書き言葉に直す
・発言者名は残す

---
[ここに文字起こしテキストを貼る]

3種に共通するコツは2つあります。出力形式を先に指定すること。そして「原文にないことを書かない」と釘を刺すことです。ChatGPTは要約が得意な一方で、文脈をなめらかにつなごうとして、誰も言っていないことを補ってしまうことがあります。しかも補われた一文は、たいてい日本語として自然に読めてしまう。だから、仕上げの原文との突き合わせだけは省かないでください。

つまずきやすい3つのポイント

手順そのものは、これで回ります。ただ、実際に回してみると、プロンプトの工夫では消えない壁が3つ見えてきます。

その1:二度手間の構造は消せない

録音、文字起こし、ChatGPTでの整形。この3工程を毎回別々のツールで回すのが、自作方式の宿命です。1回だけなら気になりません。ただ、週に3本の定例会議で毎回これをやるとなると、ファイルの受け渡しと貼り付けだけで無視できない時間になります。

その2:長い会議は分割貼り付けになる

1時間の会議の文字起こしは、日本語でおよそ1万〜2万字になります。執筆時点のChatGPTでは一度に扱える文章量に限りがあり、長い会議は分けて貼ることになります。分けると、何が起きるか。前半の文脈を踏まえた整理ができなくなります。「前半で決まりかけて、後半で覆った件」のような会議にありがちな流れを、後半だけを渡されたAIは知りようがないのです。

その3:業務情報を貼ることの扱い

会議の文字起こしには、顧客名、金額、未公開の計画が含まれます。それを外部のAIサービスに貼り付けてよいかどうかは、勤務先のルールによって異なります。入力内容をAIの学習に使わせない設定が用意されている場合もありますが(執筆時点)、設定の有無にかかわらず、機密性の高い会議は貼らないという判断も必要です。迷ったら、情報システム部門などの管理部署に確認してください。

自作と一気通貫アプリの使い分け

では、この3つの壁とどう付き合うか。どれも工夫で軽くはできますが、構造としては残ります。だから、会議の頻度で使い分けるのが現実的です。

  • ChatGPTでの自作が向く場合:議事録づくりの機会がたまにしかない。プロンプトを細かく調整して、自分の型に合わせた出力を作り込みたい
  • 一気通貫のアプリが向く場合:定例会議が多く、毎回の3工程が負担。録音から議事録まで一つの流れで済ませたい

たとえばAIボイスメモのメモリスは、会議を録音して渡すと、録音が終わったあとにAIが文字起こしから整形までをまとめて処理し、数分で決定事項・ToDoを整理した下書きを作ります。貼り付け作業も分割もありません。無料トライアルが3回あるので、自作の手間と見比べてみるのが早いはずです。

まとめ

冒頭の壁に戻ります。ChatGPTに録音ファイルをアップロードする入口が無いのは、不具合ではなく役割分担でした。多くの場合、録音と文字起こしを別の手段で用意し、整形だけをChatGPTに任せる。この構造の上でプロンプトを整えれば、議事録の下書きは十分実用になります。残る問いは一つ。その3工程を毎回回す手間を、許容できるかどうかです。答えは、あなたの会議の頻度が決めてくれます。

あわせて読みたい:

よくある質問

ChatGPTだけで議事録は作れますか?

文字起こしテキストが手元にあれば、整形・要約・ToDo抽出はChatGPTだけで可能です。録音と文字起こしの工程は、多くの場合ChatGPTでは担えず、別のツールで用意する必要があります。

ChatGPTに音声ファイルを渡して文字起こしできますか?

音声ファイルをアップロードして文字起こしさせる機能はありません。ただしmacOSのデスクトップアプリでは、Plus以上のプランで会議をその場で録音し、文字起こし・要約まで行う「レコードモード」が使えます(執筆時点、Windows・iOS・Android・ブラウザ版は非対応)。それ以外の環境では、録音済み音声のテキスト化を文字起こしツールで行うのが現実的です。

議事録プロンプトのコツは何ですか?

出力形式(決定事項・ToDo・担当・期限など)を先に指定することと、「原文にない情報を補わない」と明記することです。仕上げに原文との突き合わせも欠かさないでください。

会議の内容をChatGPTに貼っても大丈夫ですか?

勤務先のルールによります。顧客名や機密情報を含む場合は、外部のAIサービスへの入力が許可されているかを先に確認してください。入力内容を学習に使わせない設定の有無も確認する価値があります(執筆時点)。

Memolith — AIボイスメモ4.8🎁 有料プラン3カ月分を無料プレゼント中詳しく見る